終わりました!
終わってしまいました!
あー終わっちゃんたんだ……。
今、私は、寂しい気持ちと背中を押してもらって勇気をもらえたような高揚感に包まれています……。
「おとなの小論文教室。」連載中で、文章表現インストラクターをされている山田ズーニーさんのワークショップがあると知ってから待つこと4ヶ月。
念願のワークショップ「伝わる・響く!言葉の表現力をつける」へ参加してきました。
このワークショップを開催している毎日文化センターに初めてコンタクトを取ったのは3月下旬。この時には、まだ本申し込みができない状態で「ウェイティングリスト」に名前を連ねてもらったのみでした。
そして、5月末に「7月の下旬から8月の頭にかけて受けられます」という連絡をいただき、今回ようやく参加できたわけです。
3週連続の週末に、1日4時間ずつ計12時間で行われたワークショップ。講座の終わった17時には毎回スポーツをし終わった時のような疲れがありました。
しかしその疲れはただの疲労というよりはある種の達成感にも似ていました。
一緒にワークショップに参加した人は20数名いらっしゃいましたが、一人ひとり真剣に本気で課題に取り組まれていて、その発表を聞かせてもらう度に、毎回感動をもらえました。
具体的に何をしたのかの詳細は書けないのですが、毎日文化センター東京のHPに書かれている内容を引用させていただきますと……
【内容】
自分の言いたいことを、相手に響くように伝えられるようになる。
上司部下に、家族や友人に、想いが通じる!
インターネット時代に、広く社会に説得力を持って自分の考えが書けるようになる。
ポイントは「考える力」。文章を書く前の頭の働かせ方=考える方法をつかみ鍛えれば、表現力は気持ちよいほど伸びていく。
・家族に想いが通じた!
・採用された、結果が出た!
・コミュニケーションに自信が湧いた!
と全国で大人気。初心者からプロまで想いが通じる表現の本質を身につけられる実践講座。
あなたには表現力がある。
※各期定員24名(教育効果を考えて、期内の増員はしません)
★表現力が気持ちよいほど伸びていくカリキュラム
第1回「ステージⅠ 想いを言葉にするチカラ」
想いが言葉になる!プロが書く前に頭の中でやっている考える方法がわかる。伝えたいことを自分の中から導き出せるようになる。自己表現力がつく。
↓
第2回「ステージⅡ 相手に響くように伝える」
コミュニケーションが通じる7つの要件をつかみ、自分のメディア力を高めながら、信頼・共感を得て、想いを相手に響くように伝える技術を身につける。
↓
第3回「ステージⅢ 社会に説得力を持って書く」
就活・転職で採用される!仕事で結果が出る!広く社会に実感と説得力をもって発信し、目指す結果を切り拓いていける文章表現力を身につける。
↓
ゴール!
― 想いが伝わる・響く!実生活が待っている。
……です。
【毎日文化センター東京HPより引用】
これらについて、山田ズーニーさんのオリジナルの方法で私たち受講生の表現力を鍛えてくださるのです。
とにかくワークが多かったです。
しかも、初対面の方々とのワークは正直緊張しました。
けれども「表現力をつけるために学びにきている方々なのだ!」と思うと不思議と信頼でき、心を開くことができました。
一般的な講座とは違い、名前も知らないうちに、その人の根っこからくる思いを知ることができる、そんな不思議な時間と空間でした。
一般的な人間関係と親しくなる順番が違うので、少し困ったことがありました。
それは、講義以外の時間に話しかけていいのか? いけないのか? について判断ができず、前半2回は講義の後には誰にも話をせずに帰りました。
2回目の講義が終わったあと、「最終回の後に、講師の山田ズーニーさんを囲んでの懇親会があります」と事務局の方に声をかけていただいたのですが、先生とお話はしてみたいけれど、他の方と和やかにお話できるだろうか?という若干の不安も正直ありました。
少し迷ったのですが、「行かなければよかった」というよりも「行けばよかった」と思う後悔の方がしたくなかったので、行くことにしました。
その結果、正解でした! とても楽しかったです!
講義が終わった後に話すことのできた仲間たちはとても素敵に方ばかりでした。
全員ではありませんでしたが、SNSで何名かの方と繋がることもできました。
どんな形であれ、表現する力を身につけたいとわざわざワークショップに訪れる方はやはりみなさんエネルギーに溢れた方でした。素晴らしい表現者たちでした。
ここでは、プライバシーの関係もあり具体的には書けませんが、一人ひとりが深く考えて表現した言葉たちは心に響きました。
私も最後に「将来やりたい仕事」について発表しました。
本当に心からやりたいと思ったことを人前で発表したことは、今まであまりないように思います。
実は電車で帰ってきて駅からの道々、ああ言ってしまったなと気恥ずかしい思いに包まれました。
本当にできるだろうか?という思いと、本当にできたら素敵だな!という思いが共存しています。
もしかすると、また変化するかもしれないという思いもあります。
けれども、すごく感動したのは、私が話したことをそれを聞いた仲間たちが覚えてくれていたことです。
発するということは、自体が動くということなのだと実感しました。
やるべきことも見つかりました。
とりあえず取り組んでみよう。
あとはそれから考えよう、今はそう思っています。
一歩踏み出すことが苦手な私ですが、山田ズーニーさんと一緒に受講した仲間たちのおかげで一歩踏み出せたような気がします。
このワークショップがこの時期に受講できて本当に良かったです!
出会いに感謝です!
今、毎日文化センター東京のHPでは、10月以降の講義のウェイティングリストの受付を行なっているようです。
興味がある方はぜひチェックしてみてください!