涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

自信を失ったままの私を、それでもいいよと言ってくれた人が居たから

外出自粛生活が続いています。

そんなのいちいち書かなくなって、日本中、今、みんなそうなんだけど、後になって読んだ時に、「あー、あの時期かぁ」とわかるように書いています。

 

同じ自粛気味な生活でも、3月に入ったばかりの、息子の小学校が臨時休校になった頃には今と生活リズムが違いました。

午前中は『探求学舎』さんのオンライン授業を受け、昼ごはんを食べてから、息子とのんびりスーパーに買い物に行っていましたし、時には、公園でビニールでできた小さなボールでキャッチボールをしていました。

 

当時は、それはダメと言われていなかった行為だったけれど、今では、スーパーに家族と連れ立って行くことも、混み合った公園で遊ぶことも良くないとされていますね。

遠慮するべき理由はわかっているし、国民として都民として協力したいし従うけれど、なんか窮屈に感じてしまう自分もいますね。

 

今日は、午前中は晴れたので、布団を干しました。

我が家のベランダは南向きだから、日中は日が差して暖かいです。

今日は旦那にスーパーに買い物に行ってもらったから、私は息子と近所をぐるっと散歩しただけでした。

それでも、その散歩ができたことや布団を干せたことから自然に触れられたことに感謝したいと思います。

 

まもなく4月が終わりますね。

今年に入ってもう4ヶ月経ったのですね。

1月のことなど、ずっと昔のことのように思えますが、私はこちらのブログにも書いたように事務のパートをしていて、ひと月で辞めました。

今思うと、辞めておいてよかったと思います。

あのメンタルのまま、もしも働き続けていれば、収入面では助かりましたが、3月からのふた月に渡る休校期間、私も息子も精神的にきつかったと思うのです。

 

1月にパートを辞めた時、少しだけ休んで、もしできたら、5月くらいから働けたらいいななんて思っていましたが、こんなことになり、3月には「コロナが収まるまで、もう少しじっとしていよう」って思い直しました。

けれどもそれっていつだろうって不安もありました。

 

そんな中、「お金に関する記事を書いてみませんか?」と知り合いの方に声をかけていただいたんです。

とてもびっくりしました。

 

私は、「資格取得の勉強をする」ということが好きで、いくつかの資格や検定を取りましたが、それを活かすまでにするのが苦手で、持ち腐れている状態が長いのです。

 

そのひとつの「社会保険労務士試験合格者」ということで前職に就かせていただいたのですが、思うように行かずに、落ち込んでいたところでした。

 

銀行で働いていた時に、ファイナンシャルプランナーの資格を取りましたが、継続学習をして更新はしているものの実務経験はなく、これも「資格を持っている」と言い続けること自体申し訳ないような気持ちだったのです。

 

また、ライターになりたいって思いもありましたが、「女性のライフスタイル、例えばコンビニで新発売のスイーツとかダイソーユニクロの商品、あるいは、家事のライフハックのような記事をインスタ映えする写真を添えて書く」という仕事はどうしても自分に合わず何本か書いて、1年くらい前に断ったことが、これもまた傷になっていました。

 

「資格を活かすこと」「ライターとして書くこと」それらに挑戦し、うまく行かなかったことで、かなり自信をなくしていました。

 

だから、今回お話をいただき、驚くとともに嬉しかったです。

けれども、できるだろうか? という不安の方が大きくありました。

数日悩んで、恥を忍んで、声をかけてくれた方に今の正直な気持ちを伝えてみました。

 

資格は持っているのだけれど、実務経験はなく、知識もかなり忘れている現状があります。

全力で取り組ませていただきたいと思っていますが、ご期待に添えるかどうか不安です、と。

 

すると、それをわかった上で、調べながらやっていいし、ファイナンシャルプランナーやライターとしての活動のよいきっかけになればいいと思っている、と返事をいただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

そして、もう一度やってみよう! って思えました。

不安もあるし、本当にやるべきことなのかもわからないけれど、やってみたい要素はあるしこんなチャンスはなかなかないと思い、引き受けることにしました。

 

それから、約2週間が経ちました。

その間に、ZOOMでの打ち合わせをし、記事の執筆のご依頼をいただきました。

そのひとつ一つにドキドキしました。

 

1つ目の記事ですが、自分なりに書いたものを送ったら、たくさんの直しのフィードバックをいただきました。

全てがもっともなことで力不足を感じ恥ずかしい気持ちが溢れましたが、なんとか直してとりあえずのOKをいただきました。

 

しっかりとしたライターの仕事は初めてだったので、あのフィードバックの量だったらもう執筆の依頼は来ないのではないかと思ったので、すごく怖かったです。

けれども、2つ目の仕事をいただけたので嬉しかったです。

 

とはいえ、これは、まだお試し期間だと認識しています。

だから、いつ、もういい! って言われてもおかしくない……。

 

ただ今言えるのは、記事を書いている時、楽しいってことです。

もちろん、大変なことも多いです。

けれども、記事を書いている間、テレビは見ないし、あれだけ気にしていたニュースもほとんど見ていません。

あっという間に時間が経っています。

 

それに思うんです。

編集者の方ってすごいなって。

今回の仕事は、しっかりとした編集者の方がどんな記事を書きたいかって事細かく教えてくれるので、それに沿って書けばいいので私には合っているようです。

もともと見出しを考えるのが苦手なので、助かっています。

 

それから、もっと言葉の勉強が必要だなって感じます。

どうしたら伝わるのか、読者がどんなことを知りたがっているのかなども。

 

また、近い将来に、昨年とか今年の初めみたいに、ぺしゃんこになってしまうかもしれないけれど、今、目の前にあることを頑張ってみたい! 今はそう思います。

 

3ヶ月後、半年後、1年後のことなんて、数年前まではなんとなく予測できていたけれど、今は何が起こるかわからないなって本当に思います。

 

今を楽しもう。

今を生きよう。