涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

「文章を書く仕事がしたいんです」と言いながら……

「文章を書く仕事がしたい」

そう思っていた。

今も、そう思っていると思うのだけど、正直よくわからなくなっている。

 

少しばかり文章を書くことに慣れていて、ほんの少し書ける方なのではないかと思っていたのだけど、最近思い知ったんだ、自分は大したことがないってことに。

 

いざ、記事を書こうとしても、なかなかうまくいかない。

記事にするということに慣れていない、経験不足、ということなのであるとは思う。

だから、今、私がやるべきことは、どうすれば相手に伝えられるだろうか? と考えながら、量を書き続けることなんだと思うのだけど、また悪い癖が出て

「なんのために書きたいと思っているんだろう?」

って考え始めてしまい、立ち止まってしまったのだ。

 

文章を書く仕事が本当にしたいのだろうか?

本当は、人前でしゃべりたいのに、その勇気がないから文章で伝える方へ逃げているのかな?

しゃべるのが無理だからって、書くことだったらできるって思っているんじゃないかな?

そんな風に「書くこと」を選んだことを「書くこと」自体がなめんなよって怒っているのかもしれないな……。

 

なめていたわけではないんですよ。

 

必死になって謝ってみても、自分に対して後ろめたさがあるから、ごまかせない。

文章を習ったはずなのに、今や「なんとなく」書いているところがある。

そうやって、思ったまま書いた方が気持ちが載るからってちゃんと構成とか考えて書かなくなってしまったから、面白いものが書けなくなっているのかもしれない。

 

また、初心に戻ってしっかりやりなさいよっていうことなんだろうな。

 

ああ……でも、こうして書いてみて、ただ自分の実力不足にがっかりしてしまっただけだと気がついた。

 

それに……

 

もう一つ、個人的に問題がある。

 

最近、本当に「変わりたい自分」がいる。

いや、変えたいのは認知や考え方であって、このままの自分にOKを出したい自分がいる。

でもまだそれができていない。

それもあって、今は、いろんな思いや考えが浮かぶのだけれど、それにOKが出せずに、なかったことにしたい気持ちも強い。

そうして、文章を書く気持ちもしぼんでしまっていた。

 

だけど、そんな、カッコ悪い私も、私なんだから、むしろ書いておけばいいじゃないかと思う自分もいる。

 

確かなのは、「誰に何を伝えたいのかを考えて書く記事」も、「自分の気持ちを書きつづる文章」も、やっぱり書き続けないと、磨かれないということ。

 

ライターになりたいと思ってて、ほんの少しだけれど、記事を書いてお金をいただけることも出てきて、本当にありがたいわけだから、自分の非力が悲しいけれど、もう少し頑張ってみよう。

 

ダメな自分を受け止めるチャンスかもしれない。

 

そうだ、やろう。