涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

大変な人に比べたら、コロナの影響をさほど受けていない私だけれど……

わかってる。

外出自粛だけど、食材の買い物だって、散歩だって人混みを避ければ行っていい。

息子の小学校は臨時休校が延長になったけれど、今日、新しい学年の教科書と休み中の課題のプリントだってもらってきた。

息子は寒暖差アレルギーがあって、多少のくしゃみはするけれど、比較的健康で、食欲だってある。

旦那は4月から在宅勤務になって、家にいるけれど、平日に食事作りをする分、週末は近所のお店の商品をテイクアウトして食べてるから、食事作りも少しは休めている。

 

例えば、医療関係や保育関係、流通や小売に関わって働いてくれているみなさんには頭が上がらないし、本当に感謝している。

 

そういう方々に比べたら、私はコロナの影響は受けていても、それほど大きな影響を受けている訳ではないのだから、不平や不満なんて言ったら罰が当たるのではないかとさえ思う。

 

だけど、だけど、なんか苦しいんだ。

放っておくと涙が出そうだ。

 

大したことない。

私なんかが困っているなんて言ったらいけない。

そう思えば思うほど、息が苦しい。

 

だから、少しだけ、こっそりと、自分で自分を労おう。

 

楽しみにしていた勉強会が延期になって寂しいね。

毎食の食事作り頑張ってるね。

献立作ったり、料理したり、不得意なのによくやってるよ。

 

毎日、息子の勉強に付き合って偉いね。

勉強しなくたっていいって思いつつも、やっぱり、学校が始まってから、おそらくスピードアップするだろう授業の進みについていけなくなるのではないかと気になってしまうよね。

だからどうにか少しずつでも勉強を習慣づけたくて付き合っているんだね。

頑張ってるね。

けれども、そんな勉強よりも、ただ健康に、楽しく過ごせる方がいいのではないかと葛藤しているんだね。

そうだよね。それも一理あるよね。

迷っちゃうよね。

どうするのが一番いいのか、悩んじゃうよね。

 

息子がやりたいと言ったことで、サポートできることはサポートしてあげてるの、すごいね。

ペーパークラフトが作りたいと言われて、難しいところは手伝ってあげたんだね。

頑張ったね。

バスルーム、駄菓子屋、フランクフルト屋の屋台、電車、公衆電話作ったんだね!

ダンポールにガムテープで文字を書くのにも付き合ったんだね。

ゲームやボードゲーム、トランプやウノもできるだけ付き合ったんだね。

創作したいという息子の芽を摘まず、楽しむことを応援してあげたんだね!

 

こんな風に自分で自分を労ったら少しだけ気持ちが楽になってきた。

 

それに、今、不安なのは、これから始まる新しい仕事に関することなのかもしれない。

今の時期、在宅でできる仕事を紹介してもらえて本当にありがたい。

けれども、「本当に私にできるだろうか?」って不安なのだ。

 

しかしこれに関しても、人に関する感謝と、自分が新しいことに挑戦する勇気にフォーカスすれば少し気持ちも明るくなる。

うまくいかなかったとしてもそれを失敗ではなく経験と捉えよう。

 

不安と恐れが自分の中にあることを認めゆるそう。

共に歩もう。

 

まずは、自分自身を癒すことから始めてみよう。

自分に余裕ができたら、人にも感謝できるし、自分ができることも増えるだろう。

 

時には力を抜いてゆるめながら、気を遣うところは遣い、メリハリをつけながら乗り切りたいと思う。