涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

ようやく! “HSC書籍制作プロジェクト”のリライト作業を開始したのだけれど……

1/15(火)に勤めていた会社を退職し、1/16(水)は、リスタートを前に、偶然予約していた美容院へ行って、髪の毛を切ってもらった。

 

そして、1/17(木)より、“HSC(ひといちばい敏感な子)書籍制作プロジェクト”の第1章のリライトの挑戦を開始した。

 

いよいよ! というよりは、ようやくといった方が適切だろう。

 

リライトに挑戦させてもらうと約束をしたのは、昨年のクリスマスイブだったから、それから、24日も経っているのだから。

 

もちろん、私にも事情があって、それを理解してもらった上で、役割をもらったのだけれど、それでも、心苦しい思いは、ずっとあった。

 

言い訳をさせてもらえば、通常の仕事に加え、退職するに当たり、引き継ぎの手順書を作ることにも時間が取られた。

 

お正月は、その作業と共に、旦那と自分の実家に行ったりもしたから、落ち着いてリライトに取り組む時間が取れなかったのだ。

 

でも、プロジェクトリーダーのkokokakuさんは、私が「1/17から取り組みます!」と言った言葉を信じて待っていてくれた。

 

その気持ちが嬉しかった。

 

私が、書籍制作に充分に取り組めていない間も、“HSC書籍制作チーム”のslackのワークスペースでは、毎日のように、多くの情報が交換されていた。

 

本当にすごいな! と思うのは、チームのひとりひとりの能力もさることながら、何か自分にできることはないかと、仕事を探す気持ちだ!

さらに、素晴らしいことがある。

kokokakuさんの「不登校になりがちな気質の子とその親がもっと幸せに感じる社会になるように」という思いに賛同して参加した仲間たちではあるけれど、お互い、小さなお子さんを育てながら、さらには、お仕事をしながら参加の人もいる中なので、お子さんやご自分が体調を崩したり、急に都合が悪くなったりもしている。

だけど、そうした中の、ご本人や、その報告を聞いた人たちの、お互いを思いやる心、気遣いが本当に素晴らしくて感動しているのだ。

 

また、ZOOMでミーティングをすることが結構あるのだけれど、その時の、雰囲気がとても好きだ。

お互いを尊重し、思いやっている温かい空気感も好きだし、え? そんなこともできるの? っていう、その人が得意なことや、今までやってきたことのすごさに感動することにもワクワクするし、発言した人の発言内容も、「わ! 確かに!」って思えたり、私が発言した時に「意見を出してくれて、よかった! ありがたい!」なんて言ってもらえることも、嬉しい。

 

HSC(ひといちばい敏感な子)の親が全員、その大人版のHSP(ひといちばい敏感な人)という訳ではないのだけれど、HSPである率が高かったり、本人がHSPでなくても、繊細な気持ちに寄り添う気持ちを持っている人たちばかりだから、本当に心地いいなって感じる。

 

ただ、私も含めて、頑張りすぎてしまうタイプの人が多いだろうなってことも感じていて、そこは、お互いに、フォローしながら、感謝の気持ちを伝えあったり、助け合いの気持ちを持ちながら、やっていかないと、みんなが疲れてしまうかもしれないなとも思っている。

 

でも、本当に、素敵な仲間たちと出会えて、素晴らしいプロジェクトに参加できていることが嬉しい。

 

こんな私も、遅ればせながら、一昨日から、リライトの作業をさせていただいているのだけれど、これが、本当に楽しい!

 

「ここは、『その次』ではなく『その先』の方がいいかな?」

「この文章は、先に持ってきた方がわかりやすいのではないかな?」

なんて、正に「推敲」をさせてもらい、楽しくて仕方がない。

 

しかし、まだ、私が、まず担当させていただいた第1章のリライトが全ては終わっていない時に、あることに、気がついた。

 

いや、わかっていたつもりだったが、その認識が甘いことに気がついたのだ。

 

これは、小学4年生くらいが読めるくらいの“やさしく、読みやすい文章にする”というミッションがあったことは、わかっていた。

わかりながら、進めていたのだけれど、実際に我が家にいるHSCを思われる息子が

「じゃあ、俺が読んでみて、わかるかどうか、チェックしてみるよ」

と言ってくれたら、あれ? これってわからないかもしれない! っていう思いが湧いてきたのだ。

 

実際に、言葉がわかるか聞いてみた。

「『脅かされる』ってわかる?」

「わからない」

「『養育環境』は?」

「え? なにそれ?」

 

わー、これは!

やり直しか?

 

いい気分で、推敲してきたけれど、自分が読んでいて気持ちがいいかどうかだったなと気がついた。

 

よかった。

今、気づかせてもらって。

 

「そうだ! 迷ったら、辞書を引こう!」

って呟いたら、

「これ?」

そう言って息子が持ってきてくれたのは、小学生の国語の辞書だった。

あ。そうか! 大人の辞書を引くよりも、この方が、適しているかもしれないな。

「わ。ナイスアシスト! ありがとう!」

 

じゃあ、早速、読んでもらおうかな? 出来上がったところから……。

そう思った時には、息子は、もう、原稿読みに興味をなくしていた。

ああ、タイミングを逸したか……。

 

今日は、もう、これからお風呂に入って、旦那とゲームをしたいらしい。

 

もしも、明日息子の気持ちが向いたら、ちょっと確認してもらおうかな?

 

誰に読んでもらいたい文章か?

誰に読める文章か?

 

もう少し具体的にイメージして、もう一度取り組んでみようと思う。

幸い、もう少し時間はもらえると思うので、自分なりに精一杯、挑戦してみよう!