涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

専門家をお呼びした座談会に耳参加した日 ! HSC書籍制作プロジェクト!

ああ、何から書けばいいだろう。

 

今日は、とても、感動した。

 

今日は、参加している「HSC書籍制作プロジェクト」で企画した、ZOOMでの座談会の日だった。

 

「HSC書籍制作プロジェクト」では、slackという、ビジネス版のLINEのようなものを使ってる。

ちなみ、“slackとは、人々と組織、そしてツールを一元化することで、多様でシームレスな「働き方」を実現するコラボレーションハブです”と言われている……ようだ。

 

「HSC書籍制作チーム」というワークスペースをリーダーのkokokakuさんが作ってくれて、その中に、必要な「チャンネル」を作ってくれた。

 

例えば、

#自己紹介

Twitter

#デザイン室

#安心材料情報収集

などを作ってくれた。

 

その中には、

#general

というこのワークスペースに入っている全員と話せるチャンネルや

#random

という本題とはちょっと違った話をしていいチャンネルが元々あって、それぞれの話したいテーマによってチャンネルを選べるので、あとで見返す時に便利だ。

 

このプロジェクトでは、そのslackというコミュニケーションツールの他に、ZOOMというビデオ会議ツールもよく使っている。

 

slackやZOOMでのやりとりの中で、チームは約20名いるので、全てを全員で話し合うことも大変だということになった。

 

だから、制作する書籍の章ごとにグループを作り、各グループでプロジェクトマネージャーを立て、その方を中心に具体的に作業を進めることになった。

 

それに伴い、slackのチャンネルも

#チーム第1章

#チーム第2章

#チーム第3章

#チーム第4章

#チーム第5章

#チーム第6章

が作られた。

 

第1章から第6章までチャンネルが作られたのだけど、第1章、第2章、第6章は、元原稿があってそれをリライトする人が一人ずつ担当するので、チームとは言っても、最初は、個人の作業なので、実は、今のところ、やりとりはされていない。

 

反対に、それ以外の、第3章、第4章、第5章は、とても活発にやりとりがされている。

ZOOMでのやりとりや、slackでの意見交換、情報収集の共有、お互いのスケジュールのすり合わせ、本人やお子さんの体調の労い合い、とても温かい空気の中で、それでいて、緩すぎない、真剣な、しっかりとした、「仕事」といってもおかしくない作業・情報のやりとりがなされているのだ。

 

具体的には

第3章は、座談会の記事

第4章は、事例集の記事

第5章は、安心材料の記事

なのだけれど、その第3章の座談会が本日あったのだ。

 

座談会といっても、リーダーのkokokakuさんは、沖縄県にお住まいであり、その座談会に参加する他の方々も、北陸や近畿などお住いはさまざまだ。

 

最初、企画で座談会をすると聞いた時、場所もスケジュールも合わせるのが大変だなって思ったら「ZOOMでやろうと思っているんですよ」と言われ、とてもびっくりしたことを覚えている。

 

実際に会わないで、座談会は成立するのだろうかと、企画の熱い想いに共感しながらも、少しの不安を感じてはいたのだけれど、実際に、自分で、何度も、ZOOMでの打ち合わせを重ねる度に、うまく行く気がしてきた。

 

私はというと、第1章のリライトという役割をもらったので、最初はどのグループにも特に属さずに、作業していた。

 

しかし「共創」共に創る! という感覚を味わいたかったので、活発にやりとりがなされている3つのグループの中で、その時、一番興味があった「第3章 座談会」のグループのZOOMでの打ち合わせに、顔を出させてもらった。

 

打ち合わせの前に、すでにわかっていたのは、リーダーのkokokakuさんを中心に、ぜひ、座談会に参加をしていたただきたいと思っている4名の方のうち、3名が参加していただけることになったということだった。

そこまでも、「どのように、お手紙を書いたらいいか?」「どういった形でお願いしたらいいか?」など、slackでやりとりしていたことは知っていて、誰かが、相談すると、それに、的確な回答を、誰かしらが出すというチームプレーが炸裂していたことに感動していた。

 

「快くご参加してくださることになりました!」

「わーよかったですねー」

「すごいですねー」

そんなやりとりをみて、私もとても嬉しかった。

 

どうしてもスケジュールが合わない方がいらっしゃったのは残念だったけれど、それでも、打ち合わせを重ね、リハーサルも経て、今日を迎えることができたのは、本当に、すごいことだと思っていた。

 

今日の座談会は、なんと、HSCの第一人者である精神科医明橋大二先生、不登校新聞社の石井志昴編集長、また、このプロジェクトに共感してくださった、とある小学校の校長先生をお迎えしたものだった。

 

プロジェクトリーダーのkokokakuさんの他、第3章のプロジェクトマネージャー、それから、実際に、今、お子さんの行き渋りや不登校で悩んでいらっしゃるお母さん2人に参加してもらった。

そのお母さん2人は、書籍制作チームや、同じく、クラウドファンディングをきっかけに作られた、コミュニティーチームから参加していただいた。

何度も、打ち合わせをし、リハーサルを重ねられたと聞いていたが、本当に、書籍を手に取った方にも、共感し、役に立つ情報がいただけるように、よく練られた進行だった。

 

実は、私を含めて、プロジェクトメンバーも耳参加ということで、ライブでその座談会を視聴できたことも本当にありがたいことだった。

 

当初1時間半ということだったのだけれど、とても盛り上がり、先生方のご厚意もあり、少々延長したのだけれど、本当に感動的な座談会だった。

 

座談会の内容については、書籍に載せる都合上、ここには書けないのだけれど、なんていうか、打ちあけた悩みに寄り添い、大丈夫だよ、って温かく包み込んでくれるようなものだった。

 

しかし、それは、ただ、気持ちに寄り添ったというだけのものではなかった。

 

それぞれの回答者の方の、知識ばかりではなく、経験や人柄が伝わってくる、裏打ちされた回答は、はっきりとしたもので、安心感が半端ないものだった。

 

ああ、未来は明るいなって、頭ではなく、心で感じられた、いい時間だった。

 

これから、仲間が文字起こししてくれた原稿を元に、私も、記事の編集に携わることに縁あってなったので、今の感動を大切に、しかし、必要な人に届けるためには、冷静さも取り戻しながら、取り組んでいきたい。

 

幸いZOOMには、録画機能があって、プロジェクトメンバーで、今日都合が悪く参加できなかった仲間も、しっかりと見られるのだ。

本当にすごいことだ!

 

誰かに、素晴らしい未来を作ってもらおうとするばかりでなく、自分もそれを作っていく一人として、微力ながら、できることがあるかもしれないと力をもらえた、そんな座談会だった。