涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

見上げた空が優しかった日

ずっとブログを書いていなかったのに、なぜか今日も書きたくなっている。

 

理由はよくわからない。

 

でも理屈じゃなく行動した方が最近はいいことがあるから、あまり考えずに書いてみようと思う。

 

それに、またいつ書きたくなくなってしまうかもわからないから。

 

今日は、息子と中学校までの通学路の確認に行った。

息子と、もう2度も行っているから大丈夫だとは思ったんだけど、むしろ私が安心したいために行った。

 

それと、そうでもしないと外に出ない息子に外に出て欲しいこともあった。

だから、散歩がてらということもある。

 

片道5分の小学校と違って、息子はこれから片道17分の中学校へ毎日通うことになる。

いい運動になると私は思っているけれど、息子は「遠い」と言っている。

 

道は案の定わかっていて、不安があるかと聴いたら、実際に始まってみないとわからないと言う。

そりゃそうだ。

 

私が聞くことで、余計不安を作ってしまっているところあるなと反省した。

 

工事現場のクレーンがすごい大きいねとか、自転車専用レーンがあるのにほとんどの人が使わないから意味がないねとか、とりとめない話をしつつ、中学校へ向かった。

 

中学校の門の近くまで行って、踵を返すように、今来た道を戻り始めた。

 

この道をこれから3年間、いろんな思いを抱えながら息子が通うのかと思うと、まだ何も起こっていないのに、妙に緊張してきた、なぜか私が。

 

通学路のちょうど中間地点に神社があって、そこの桜が見事だったから、息子に

「ちょっと寄って行かない?」

と声をかけてみた。

大方嫌だと言われると思っていたけれど、意外にも

「いいよ」

と言われた。

 

桜は、もう散り始めていて、風が吹くたびに花吹雪が起こった。

小さな神社だから、防犯のためか賽銭箱も片付けられていて、びっくりしたけれど、手を合わせておいた。

 

その後、花びらだらけの境内の地面を写真に撮りたくなって、それを撮ったり、桜の木々の隙間から見えた空を撮った。

 

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見上げた空が優しく見えて、卒業式でもなく入学式でもない、なんでもない日なんだけど、なんか特別な日な気がした。