昨晩2020年9月5日土曜日に放送された“敏感くんたちの夏”という番組を録画し、先ほど見ました。
ほかの番組も録画した関係で、最初の10分間は見られなかったのだけれど、ほとんどは見られたのでよかったです。
HSC(ひといちばい敏感な子)である子どもの今年の夏の話。
北海道の十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄先生を囲んで、同じ悩みをもつ仲間と出会い、敏感さとの付き合い方を一緒に学ぶ……素敵な番組でした。
NHKプラスでも見逃し配信を見ることもできますし、地上波でも、来週9月10日午前0時(9月9日深夜)に再放送もされますので、気になる方はごらんください。
それで、私が見ていたときに、HSCと思われる息子(小6)も一緒に見ていたのですが、自分の敏感さとはちょっと違うというか、テレビに出ている男の子たちの方がより敏感と思われ「これはHSCだからなのかな?」と言っていたので「敏感って言ってもいろいろあるよね」と言いました。
番組の中で高校生のHSCと思われる女の子が「前は食事中に『醤油をとって』と言えなかった」と言っていたんです。その後だんだん言えるようになってきた、と言っていたのですが、息子に「きみは言える?」って聞いてみました。
すると「前は言えなかったけれど、今は言えるようになった。言わないと、どんどん状況が悪くなっていくから、言うようにしている」って言ったんです。
私は「そーなんだ」と言いながら、嬉しかったです。
あー、そうやって、いろいろ体験して、考えて、自分で工夫していってるんだなーと感慨深かったです。
ペースってそれぞれですね。
とは言え、なんだか、焦ってしまうところもあるけれど、ときどき振り返りつつ、見守りたいです。