中学生と小学生の夏休みの宿題のサポートの仕方の違い(多分どっちも失敗例)
最近というか、ここずっと、ブログを書くときは「久しぶりに書きます」という感じだ。
今日もふと書きたくなって書いているけれど、ひと月ぶりらしい。
中1の息子の夏休みが今日で終わる。
宿題は、さっきどうにか終わったらしく、今はオンラインで友だちとゲームをしている。
まもなく声変わりしそうな感じの、裏返ったり、かすれたりしている声で楽しそうに話している。
この夏休みで、息子に身長を越された。
手の大きさはかろうじて私の方が大きいけれど、うっすらと髭も生え、腕や足の毛も少し濃くなってきた。
小学生の時の夏休みとの違いは、宿題のサポート具合かもしれない。
夏休み前、学校の先生との面談があって
「何か保護者の方からありますか?」
と聞かれて
「親としてどうサポートしたらいいか、迷っています」
みたいに言ったら
「もう中学生ですから、基本的に本人が自分で計画して取り組む時期なので、保護者の方がやることは特にないでしょう」
と言われて、ハッとした。
先生が続けて
「かろうじて、提出物のチェックを一緒にするくらいですかね? まあそれも本来は本人がやるべきことですが……」
と言われたので、それくらいは声かけてもいいのかと少しホッとした「過保護な親」は私だ。
本当に自分で計画してやるのかな? と少し疑いながら、数日様子を見ていたけれど、計画を立てる気配が全くなく、結局
「計画は立てた方がいいのでは?」
とか
「追い込みがきかない、大きな宿題は本当に早めにやっておいた方がいいから」
とか
「サポートが必要なものは早めに言ってよ」
というようなことは、やはり言ってしまった。
実際には、家庭科の「朝食作りのレポート」はだいぶサポートして、美術の「エコについての絵画」も
「早く取り掛かってしまえ!」
と何度も言ってしまった。
ああ
「数学はためてしまうと辛いから毎日少しずつでもやった方がいいよ」
とも言ったっけ。
黙っていることは本当に大変だ……。
でも小学生の時と違うのは、息子がほとんど私の言うことを聞かないということだった。
だから、夏休みがあと9日間くらいの時に、息子は
「このままじゃ終わらない。過去の自分を殴りたい」
と言って落ち込んでいた。
どうやら「24時間テレビ」のエンディングを聞いて夏の終わりを感じたらしかった。
「今日が8月22日じゃん。あと9日もあるよ。今日気づけてよかったじゃないか」
と私は気休めに言いながら、あとどれくらい宿題が残っているのか聞いたら3分の1だと息子が言った。
「3分の2はできているんだね! すごいじゃないか!」
そう言って、なだめて寝かしたのに、翌日なかなか勉強を始めない息子に
「あと9日しかないんだよ!」
と少し苛立ちながら言ったら
「昨日は9日もあるって言ってたのに矛盾している!」
と反論された。
「確かに、矛盾しているね。でも往々にして、人間って矛盾しているものだよ」
と煙に巻き
「とにかく頑張ろう」
と声をかけてその場を離れた。
それでも時折
「終わらないかもしれない」
と嘆いていたから
「そういう時は、できてないことを書き出して可視化すると安心するから、やってみ」
とアドバイスし、9日間で何をするのか書き出したら、どうにか計画通り取り組めば終わると思ったみたいで、落ち着いたようだった。
そうこうして、どうにか今日、宿題を終えたようだった。
小学生の時は、本当はいけないけれど、自由研究をめちゃくちゃ手伝った。
なんとなく、そういうのを手伝うのは父親っぽいイメージがあるかもしれないけれど、私は工作が結構好きなので、割と関わった、本当はいけないけど……。
小1は箱で「パックマン」を作った。
迷路を作って、パックマンと、ゴーストの絵を描いた紙の後ろに磁石をつけて、手動で動かすゲームを作った。親が手伝ったのバレバレ。
小2は牛乳パックで電車の方向幕を作った。アイデアは息子だったけれど、これも、だいぶ手伝った。
小3は「豆電球でライトが光る救急車」と「鉄道のスタンプラリーの写真とかのアルバム」を作った。やっぱり半分くらい手伝ったかな……。
小4は牛乳パックで「電車」を作った。これは難しいところだけ手伝ったけれど、ほとんど息子がやったっけ。
小5は「ドラゴン」をペットボトルと新聞紙、半紙で作った。息子メインにやってもらって少しだけ手伝おうと思ったら、難しすぎて、心が折れてしまったので、だいぶ手伝って、色塗りだけは手を出さないことで気持ちを落ち着けた。ちょっと手伝いすぎて息子の達成感も奪ってしまったことを後悔している……。
小6は「ワニワニパニック」を作った。YouTubeで作り方を丁寧に教えてくれる動画があり、部品は私が作って、組み立ては息子がしたので、それなりに達成感はあったようだった!
と、まあ、手伝い過ぎました、ごめんなさい。
今年は、唯一のサポートが私があまり得意でない料理だったので、工作の方がいいのになとちょっと思ったり。
結局、全く声かけすらしない、任せるという状態には、どうしても心配する気持ちが出てきてしまいできなかったけれど、具体的な課題は見ないようにしていたので、よしとしようと思う。
でもな、やっぱり、数学の一学期の復習をもっとしてほしかったんだよな、本当は。
仕方ないな……。
親としては、まだまだ気にかかることがいっぱいだけど、できるだけ距離をとって見守るようにしていかねばなと思っている。