涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

ストーリーを作る癖

今始まったことではなく、ずっと前からの私の癖だと思うのだけど、最近気づいたことがある。

 

それは「ストーリーを作ってしまう」ことだ。

 

「思い込みが激しい」と言い換えてもいいかもしれない。

 

何かを見て「ああ、多分こういうことだ」とか思うことがあるということ。

思うだけなら勝手だけれど、言ってしまうこともある。

 

押しつけないようにはしているけれど

「もしかして、そういうことかな?」

とか言ったりしちゃうこともあるな。

 

例えば、今日、旦那と話していたときにそれは起こった。

 

旦那は、あまり、周りに期待しないというか、何かに執着することが少ないという話をしていたときに

「誰かに期待して裏切られたとか、そういう体験があったりする?」

とまず聞いた。

そうしたら、

「ないよ」

と言うので

「例えば、甘えたかったけれど、お母さんにあまり甘えられなくて寂しい思いをしたとか?」

と思いついて言ったら

「そうでもない」

「そうか。何かきっかけはないのかな?」

そう私が言ったら、旦那は笑いながら

「また、そうやってストーリー作るから」

と言っていた。

 

あと、もう一個、旦那の友だちに関して別のストーリーを作ってしまったら

「俺もわからないけれど、多分違うと思うよ」

と言われた。

 

多分そうだ。

きっとそうだ。

そうやって、思い込んでしまうことって結構あるな、と反省した。

 

人の気持ちを想像すること。

その人の背景を想像すること。

 

それ自体は悪いことではないかもしれないけれど、自分の想像があたかも真実であるかのように思い込んでしまうことってよくないなって思った。

 

多かれ少なかれ、人は思い込んでしまうことはあるかもしれないけれど、せめて

「そうかもしれないが、違うかもしれない」

って思うゆとりを持ちたいなって思った。

 

ストーリーを作る癖も、悪い面もあるかもしれないけれど、いい面もあるかもしれない。

 

いい面が活かせるようにしたいな。

 

そして「押しつけないこと」と同じくらい「これは思い込みかもしれないと、気づくこと」を大事にしようと思う。