私の思考はぐるぐる回っている。
感覚(身体)、感情(心)、思考(頭)とした場合、私は、思考が優位に働くタイプだと思っている。
ここ1年間の自己探求の結果、自分が「思考優位」であることを自覚したのと同時に、「身体から伝わる感覚や心の状態、感情に耳を傾け大切にしよう!」って思ったはずなのに、結局、思考をぐるぐる回し、不安がり、このままではいけないと焦り、自分の作った渦に飲み込まれて途方に暮れているのだ。
せっかく『何かを成し遂げる』とか『何者かになる』ってことが重要でなく、日々の日常を味わうことが大事、“私の人生の目的は、結果ではなく、『自分で選択していく』というプロセスを味わうことなのかもしれない! と気づいたはずなのに……
ヒプノセラピーのマンツーマンプログラムを受けて、気づきをもらって、noteにこんな記事まで書いたのに……
https://note.com/tearsmile24/n/n163603b61260
気づけば、また、なぜ「このままでいいのだろうか?」ってモヤモヤしてるんだ!!
……そんな話を昨日旦那にした。
そうしたら、
「いいんじゃない? ぐるぐる考えちゃったって。『わかった!』って気づいたのに、また古い考えに戻っちゃったって」
って言ったのだ。
私は、びっくりした。
「え? でも、その同じことをぐるぐる考えちゃう時間って無駄じゃない? 無駄だと思うと不毛に感じて自分にがっかりするんだ」
「不毛? 不毛じゃないし無駄でもないじゃない?
だって、ぐるぐる考えたくて考えているんだから」
「え? 私、考えたくて考えてるのかな?」
「そうなんじゃない?」
そういえば、「簡単なことをわざと難しく考えようとしている」とか「悩みたくて悩んでいる」とか「わざわざモヤモヤに飛び込んでいる」って言われたことがあったと思い出した。
「わざわざなんかじゃないよ……」
そう言いかけて、いや、やっぱり、わざわざなような気もする。
それに、こうして、あーでもない、こーでもないって考えること、うん、好きだ。好きなんだな……。
「だけどさ、なんかバカみたいじゃない? 同じことぐるぐる考えちゃうのは。『あ、わかった!』っていい考えにたどり着いたと思ったはずなのに、また同じことを繰り返しちゃうて」
「別に、バカみたいじゃないよ。それに、『いい』も『悪い』もない。そういう癖があって、そうしたいということだけじゃない」
「そうか」
「誰かに迷惑をかけているわけじゃないんだしいいじゃない。あと、全てのことをぐるぐる考えているわけじゃないでしょ? 全てがそこに留まって進んでないわけじゃない。留まっていることにフォーカスしているだけなんじゃない?」
「なるほど!」
そんな会話をして、何かが解決したわけじゃないけど、旦那に“別にそのままでいいんだよ”って言ってもらっているようでなんだかホッとした。
「話を聞いてくれてありがとう」
そんな思いがして、昨晩はよく眠れた。