同じ24時間なのに、人によって使い方は違う。
効率化を図ることを重視して、1分にその何倍もの意味を持たせる人もいれば、何時間もの時間を自分がご機嫌に過ごすために、贅沢に使う人もいる。
自分は、今、どうであって、どうしたいのだろう?
どっちも、よく感じて、まだ決められない。
人生を通して、どうありたいかは、別として、今現在は、効率的に時間を使いたいけど、うまくいっていない状態だと思う。
そんな中、身近にいる、時間を効率的に使うすごい人を見ていて、気がついたことがある。
それは、忙しくたくさんのことを同時並行して
いる人は、いい意味で、瞬間瞬間を生きているのではないかと言うことだ。
時間を効率よく使うためには、忘れることが大切なのかも!
私なんかは、例えば仕事で一つ気がかりなことがあれば、家に帰ってきても、ずっと気にしてしまうところがある。
けれども、おそらくたくさんのことを同時並行している人は、例え、気がかりなことがあっても、他のことをやるときは、気持ちを切り替えているんじゃないかと思うのだ。
こんな大変な時なのに、忘れるなんて!
そう思ったけれど、全く、無責任に捨て去っている訳ではなく、心にある場所には止めながらも、それ以外のことに全力で当たるために、その瞬間は忘れているのなら、いいことのように思えた。
もちろん、考えないといけないときは、考えるべきだけど、考えても仕方ないことを引きずるのは、やはり、時間を無駄にしているのではな
いかと思ったし、もったいないと感じた。
そんな風に思いながらも、気になることをすっかり忘れてしまうことは、性格的に難しい。
けれど、本当に辛いとき、「このコーヒーを飲む瞬間」とか、「今、布団に入った瞬間だけ」ホッとしたって、いいんじゃないかと思った。
目の前の難題を解くために、考え続けてもいいし、一瞬忘れてもいいしどっちでもいいんだろう。
時が解決してくれる場合もある。
そうだ! 眉間のシワを伸ばして、まずは、一杯、コーヒーでも飲もう!