涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

「作文」をめぐって

今朝、息子が起きると、

あまり機嫌がよくない様子。


正月明けの三連休明けだしな。

きっと休みが楽しすぎて、

学校に行くのが億劫なんだろうな。


昨晩、旦那と息子が、

大笑いしながら、

じゃれあっていたのが

頭に浮かびました。


すると、息子がおもむろに、

「一時間目は生活、二時間目は算数・・・」

と、今日の時間割を空で言い出しました。


そして、はぁーと深いため息をつくと、

「お母さん、今日ね、生活の時間に、

土曜日のコンサートのことを書くのが

嫌なんだよね。」

と言いました。


先週の土曜日に、学校の体育館で、

児童向けに、新春のミニコンサートを

オペラ歌手として活躍されている

保護者の方が、ご厚意で開いてくださって、

息子もそれを聞いたのでした音譜


今日は、その感想を書くようです!


「文を書くの?絵を書くの?」


「たぶん文だと思う。」


特別、作文が嫌いではなかったはずなのになぁ・・・

と思って、

あっと思い出しましたビックリマーク


数日前、家で国語の問題集の

ある問題を一緒にやっている時に、

息子が、


ぼくは、○○しました。楽しかったです。


って書いて終わりにしていたので、


『楽しかった』だけじゃなくて、

何が楽しかったのかとか、

それ以外に気づいたことや

感じたことも書くようにした方がいいと

私が言ったことを思い出しました。


アドバイスで言ったつもりだったのですが、

それが重荷になっていたようでした。


「お母さんが、この前『楽しかった』だけじゃ

足りないって言ったから?」

そう聞くと、うなずきました。


「あぁそうかぁ。ユウトの文章、

今のままでも素敵なんだけれど、

もっとよくなって欲しくて

アドバイスしたつもりだったんだけど・・・」


息子は、目に涙をためていますしょぼん


なんて言おうか一瞬迷いましたが、

私はこう言いました。


「今日は、お母さんが言ったこと気にしないで、

思ったように書いてきてごらん。

でも、お母さんが言ったように、

これから、もっと長い文を書くようになるから、

練習というか、どうやって書くのがいいのか

やり方を知った方がいいと思うから、

一緒に練習しよう!

最初は、人の文章をまねることからでいいんだよ。

そうすると、だんだん書けるようになってくるよ。」


私がそう言うと、

息子はちょっと納得したようにうなずきましたかお


それから、もうひとつ思い出したのですが、

つい最近、私の小学校の時の作文を

息子と一緒に見たことがありました。


別に、息子に見せびらかすつもりはなかったのですが、

見たいというので一緒にみました。


私は、小学校の時から、作文が好きだったので、

字はあまりきれいではなかったし、

文脈も、まだ、おぼつかなかったけれど、

たくさん文を書いていました。


もしかすると、それも無言のプレッシャーに

なっていたのかもしれません・・・。


「期待」と「プレッシャー」そして「ストレス」。

親の関わり方、言葉、行動、ひとつひとつが、

思わぬ形で影響を与えているあせる


決して、プレッシャーやストレスが

全て悪いわけではなくて、

もし、息子が、

作文がうまく書けない

作文の書き方がよくわからない

→嫌だ、もう書きたくない!

で終わらずに、

うまく書けるにはどうしたらいいか?

作文の書き方を知りたい!

となって、

→やってみたらできた!→楽しい♪

になれば、

この出来事も、悪くないのかもしれません!


今日の学校の作文の時間を憂うということは、

「うまく書きたいのに、書き方がわからない、

うまく書けなくてつらい、悲しい。」

と思っている状態。


裏を返せば、

「できれば、うまく書きたい。書き方を知りたい。

もし、うまく書けたら楽しい、嬉しい♪」

ということ!


マイナスをプラスに!ピンチをチャンスに!


うまくサポートできるかわからないけれど、

まずはやってみようと思いますニコニコ