涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

HSCかどうかを知るための、23のチェックリスト

HSCとは、

Highly Sensitive Childのことで、

日本語では

「ひといちばい敏感な子」と訳されています。


私自身も、

「うちの子は、

他の子よりも敏感なのでないか」と思い、

このチェックリストをやってみたら、

そのほとんどにあてはまりました。


HSCというのは、あくまでも、

「ひといちばい敏感である」という

気質・性格の一つで、

子どもの15~20パーセントに見られるそうです。


よく見て行動するので、

臆病だとか、怖がりだと思われたりします。

細かなことに気がつき、不公平なこと、

残酷なこと、無責任なことには腹を立てます。


決して、欠点ばかりではないのに、

少数派のため理解されにくく、

マイナスの評価を受けてしまうことも多いようです。

そして、自信をなくしてしまう・・・。


一方で、しっかりとその子の気質を理解し、寄り添い、

いいところを認めて伸ばしてあげることもできるのです。


まさに、ほめ達の考えで、人は多面体。

自己肯定感を持ち、

ひといちばい敏感な子ども達が、

自信をもって、

彼らにとっていきづらく感じる社会にうまく適応し、

幸せに生きることができるように、

微力ながら、

行動していきたいと思っています。


前に

「HSC(ひといちばい敏感な子)とは何か」という記事を書き、

そこで紹介した本ですが、

『ひといちばい敏感な子』という本があります。


HSCを理解し、また、どのように接するといいのかなど、

子育てのヒントがたくさん詰まっています。


教育者の方にもぜひ知っておいていただくと

保護者としてありがたい内容です。


では、実際、どんな特徴の子どもが

HSCなのか知っていただくためにも、

チェックリストを紹介したいと思います。


《HSCかどうかを知るための、23のチェックリスト》

~『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン著より引用~


1.すぐにびっくりする


2.服の布地がチクチクしたり、

靴下の縫い目や服のラベルが

肌に当たったりするのを嫌がる


3.驚かされるのが苦手である


4.しつけは、強い罰よりも、

優しい注意のほうが効果がある


5.親の心を読む


6.年齢の割に難しい言葉を使う


7.いつもと違う臭いに気づく


8.ユーモアのセンスがある


9.直感力に優れている


10.興奮したあとはなかなか寝つけない


11.大きな変化にうまく適応できない


12.たくさんのことを質問する


13.服がぬれたり、砂がついたりすると

着替えたがる


14.完璧主義である


15.誰かがつらい思いをしていることに気づく


16.静かに遊ぶのを好む


17.考えさせられる深い質問をする


18.痛みに敏感である


19.うるさい場所を嫌がる


20.細かいこと

(物の移動、人の外見の変化など)に気づく


21.石橋をたたいて渡る


22.人前で発表するときには、

知っている人だけのほうがうまくいく


23.物事を深く考える


【得点評価】

13個以上に「はい」なら、HSCの可能性大。

そして、注意事項があります。

心理テストよりも、

子どもを観察する親の感覚のほうが

正解なので、

たとえ、「はい」が1つか2つでも、

その度合いが極端に強ければ、

HSCの可能性があるそうです。


今日は、

HSCを紹介させていただきました。


まずは、知って理解していただくと、

親として嬉しく思います(*^_^*)


ひといちばい敏感な子/1万年堂出版
¥1,944
Amazon.co.jp