涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

妖怪メダルを買い求めて行列を作った日々【前編】

妖怪ウォッチというアニメを

みなさんご存知でしょうか?


幼稚園児から、

小学生の間で人気のアニメです。


2013年7月にゲームソフトが発売されてから、

2014年つまり昨年の1月に

アニメが始まり、

続けざまに、

同じく1月に

玩具のDX妖怪ウォッチと妖怪メダルが発売されると、

小学生を中心にブームが沸き起こりました。


当時、息子は、幼稚園児でしたが、

幼稚園にもブームの波はやってきました。


最初は、静観していたのですが、

そのうち、息子もメダルが欲しいと言い出して、

お友だちから、

買ったけど被ったメダルをもらったり

譲ってもらったりしているうちに、

買いたくなり、

見つけたら買うって感じに変わっていきました。


でもなかなか店頭には並ばず、

欲しいけど手に入らない状態が続きました。


「明日、第二章が発売されるらしいよ。」

など、発売日前にに情報が入り、

並べば買えるってことが朗報に思え、

朝早くから並ぶようになりました。


どんどんメダルが増えると、

今度は、それをさして音声が聞ける

DX妖怪ウォッチが欲しくなりました。


夕方、ゲリラ的に数個だけ発売されると聞き、

習い事の帰りに、わざわざ寄って、

小一時間店内をぶらついたり、

今思えば、

異常な行動をとった日もあります。


運よく、手に入り、

試験に受かったくらい親子で喜んで遊びました。


そしてあの悪夢の2014年8月2日が

やってきました。


この日は、

DX妖怪ウォッチタイプ零式の発売日。


7月に発売した新しいタイプのメダルは

これがないと音声が聞けないので、

喉から手が出るほど欲しい商品です。


いろいろなところで、

予約さえも抽選で、

確実に発売日に手に入れるには、

並ぶしかありません。


それまでも、

何度か、メダルを買うために、

近所のショッピングセンターに並びましたが、

みんな欲しいので、

どんどん先頭に並ぶ人の時間が早くなり、

10時開店なのに、

8時に並んでも買えなかったりして、

7時、6時とどんどん加熱していきました。


メダルでさえこんな状態なのに、

本体のDX妖怪ウォッチタイプ零式

いったい何時に並べばいいか?

と思っていました。


最初乗り気でなかった旦那も、

その頃は、私が巻き込んで

頭数を増やすために、

一緒に並んでいました。


DX妖怪ウォッチタイプ零式

誰が並ぶ?って話になり、

相当早くから並ばないと

買えないだろうからと

息子が朝起きた時、

私がいた方がいいだろうと

旦那が並んでくれることになってました。


そして、一日前の8月1日の夕方。

もう、トイザラスには列ができてるらしいと

情報が入りました。


早すぎだよ!!!

ルールも何もないのだけど、

ルール違反、抜け駆け感を感じ、

イライラしました。


我が家が並ぶショッピングセンターの列は

どうなんだろう?


友だちに聞いたり、

インターネットでツイッターを検索し、

夜の8時ごろには、

もう列ができてることを知りました。


やばい、早くいかないと売り切れちゃう。

いてもたってもいられません。


9時ごろ帰宅した旦那に、

もう列ができていることをつたえました。


どうしようって。


そんなこと言われて、

優しい旦那が、

「じゃあもう少し早くから並ぶよ」

っていうしかない状況をつくっていました(>_<)


結局、夕食を食べ、小一時間仮眠し、

夜中の1時から旦那に並んでもらいました。


今思えば、本当にひどいことです。


列につくと、ここに並んでるよ。

って写メを送ってきてくれました。


それでも、想像よりもだいぶ後ろ。

買えるかな~って不安。


しばらくすると、近くに並んでいた人が、

先頭から人数を数えると、

100個限定のところ(確かこれくらいだった)

80人くらいだったというのを小耳にはさみ、

このままだったら買えるのではないか

ということをメールで知らせてくれたので

少し安心しました。



私は、とりあえず、布団に入りましたが、

目がさえて眠れません。


うとうとしては、すぐ起きて、が続き、

そして、朝5時ごろ、

メールで様子を聞きました。


「すごい列だよ。」


旦那の後ろにありえないくらいの列が

できていたようです。


「あともう少しで整理券配られるから、

あと少し頑張るよ。」

って言ってくれました。


そして、

整理券を配布する7時になりました。


夜中に80番目だったから

きっと買えるはず。

そう思っていましたが、

やはり手に入れるまでは、

落ち着きません。


7時少し回ったころ、

電話が鳴りました。

旦那でした。


きっと整理券もらったって電話だ!

ワクワクしてでました。

すると・・・


【後編につづく】