涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

ひとり旅-する前に思うこと-~21歳の秋のつぶやき~

何故、ひとり旅をすることになったのか。


その理由を、今、明確には語れない。


ひとに勧められたわけではない。


どちらかというと、自ら思ったことである。


天橋立に行きたいと思ったのは、

短大1年(19歳)の春だった。


日本三景といわれるそこへ

行ってみたいと思ったのだった。


ひとり旅にしようと決めたのは、

ひとり渋く旅するひとが、

すごく輝いてみえたからかもしれない。


すると、私はミーハーということなのか。


…じゃあ、まねっこはやーめよ…と

以前の私だったら思っただろう。


でも、

今は少し違う。


やったろうじゃないか

と思う。


しかし、

心のどこかで恐い…といっている。


何が恐いのか、


「野宿するわけじゃあるまいし。」

とある人はいった。


「山の中で殺されないでね。」

とまたある人はいう。


人それぞれなのだ。


ひとり旅をすることの価値は

人それぞれ。


価値も感じずに、

平気で行けちゃう人も、


同じく


価値を感じずに、

行かない人もいるんだ。


私は、

私なりのひどく大きな価値をもち、

大きな不安と大きな期待とを胸に、

ドキドキワクワクしている。


もう目をつぶって飛び込んでしまえ。


約2週間前の

今日10/31にユースホステルの会員になり、

また4つの宿をとった。


まだ1つの宿と、こまかな乗り物はとってないが、

私の旅はもうはじまってしまった。


ひとはひとりでいきてゆけるのだろうか。


そんな疑問をもっている。


このひとり旅で、

私の根性をたしかめられるだろう。


ひとり旅はできて、

でもひとりより大勢っていいねって思えればいいんじゃないかな。


みゆきさん(中島みゆきのこと)がいっているように、


♪ひとりでも私は生きられるけど

でもだれかとならば人生ははるかに違う…(『誕生』より)


っていうのを、

うんうんって今思うけどどうなのかな。


ひとりで歩ける力をもって、

ふたりよりそう人生が歩めるように。


ひとりで立てるようにがんばってきます。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



21歳の秋、

当時も、

東京に住んでいましたが、

11月の半ばに、

4泊5日で、

京都の嵐山、鳥取砂丘天橋立

丹後半島、最後は京都に戻り、

清水寺を見て帰ってきました。


短大の時に、

友達の通っていた大学の

歴史と旅行のサークルに入っていたので、

旅行慣れはしていましたが、

ひとり旅はまだしたことがなく、

いつも親切な先輩方が、

旅行の計画から、電車、宿の手配もしてくださって、

なんとなく、

お客さまな状態がもどかしかったのかもしれません。


社会人1年目に、

精神的な意味で、

自分の足で、私も歩けることを

確かめたくて旅したように思えます。


時代もかなり昔のことなので、

最近のように、

気軽にひとり旅をする女性は少なく、

下手をすると、

思いつめた状態で旅してると思われて、

ひとりで泊まれる宿も少ない時代です。


21歳の私自身も言っているように、

ひとり旅に大きな価値をおいて旅しているので、

かなりおおげさですが、

それが、余計に若者の生命力を感じます。


また、今度、

旅行先から、

自分にあてた絵葉書もみつけたので、

紹介したいと思います。


つぶやき【タイムスリップ編】は、

私自身は、

懐かしく楽しいのですが、

読んでくださってる方には、

唐突で「?」かもしれないですね。


私にも気づかない気づきが、

もしあれば嬉しいです。


かなり厳しいかな(^_^;)?