涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

「8つのポイント」で聞いた小1の日直のしごと!

このブログの中で、何度も書いていますが、

息子は、ひといちばい敏感な子です。

だから、人見知りするし、

慣れないとあまりしゃべらないし…。


出会ってから、顔見知りレベルのママ友は、

何年も経ってから、

「こういう声だったんだね。初めて聞いた。」

って言ったくらい(^_^;)


そんな息子が、

なんと、

「今日、日直だったんだ。楽しかった。

僕、日直のしごと好きなんだ。」

って言うので、びっくりしました。


「日直のどこが好きなの?」

って聞くと、

「うーん。わからないけど、好き。」


「何が好きなのか、お母さん知りたいから、しごと教えて。

まず何するの?

あっ、ちょっと待って!」

そう言って、メモを用意しました。


そして、あることを思い出しました。


ほめ達の講義で、話の聞き方「8つのポイント」を押さえて話を聞こうと学んだことです。

せっかくメモを取るから、

息子相手だけど、ちょっと実践してみようと思いました。


「話を聞く達人」の「8つのポイント」とは、

①目を見る

②うなずく

③相づちを打つ

④繰り返す

⑤メモをとる

⑥要約する

⑦質問する

⑧感情を込める

です。


「まず、日直は何をするの?」

「まずね、今日お休みがいないかどうかチェックする。」

「へぇーそれで?」

「そうしたら、朝の会で【日直のスピーチ】をするんだ。」

「【日直のスピーチ】?例えばどんな話をするの?」

「『この前、お父さんにミニ四駆を買ってもらいました。うれしかったです。』って言った。」

「そうなんだ。それで?」

「『何か質問はありますか?』って聞いて、

手を挙げる人がいたら、指して質問に答えるの。」

「質問に答えるんだね。どんな質問があった?」

「あのね。○○くんが、『車ですか?ヘリコプターですか?』って言ったから、

『車です。』って言ったよ。」

そんな感じで、8つのポイントに気をつけながら聞くと、

得意気にどんどん話してくれました。


1ねん1くみの日直の仕事をまとめると、


1.今日お休みがいないかどうかチェックする。

2.朝の会で、【日直のスピーチ】をし、質疑応答する。

(2~3人まで。)

3.時間割に合わせて、「一時間目のお勉強を始めます。」

「これで、一時間目のお勉強を終わります。」を毎時間言う。

4.給食の前に「手を洗ってください。」って言う。

5.給食の前に、【今日の献立】を発表する。

でも、もし、給食委員(高学年)が、放送で、先に【今日の献立】を言ってしまったら言わない。

6.「いただきます。」

「ごちそうさまでした。」をみんなの前で言う。

7.帰りの会で、

「今日一日楽しかったことを紹介してください。」って言って、

手を挙げた人の中から、2~3人指して発言してもらう。

8.最後に、

「机を整頓してください。」

「元気よく帰りの挨拶をしましょう。さようなら。」

そして、みんなが「さようなら。」


ということです。


私はこれを聞いて、びっくりしました。

小学1年生の日直のしごとって結構あるな!

息子が正確に仕事をすらすら言えることにもびっくり。

そして、これらのしごとが好きな息子にさらにびっくり!


また、

タイミングが合わなくて、

給食のメニューを給食委員に言われてしまい、

言えないとき残念なんだということ。

先生が、日直にしごとをまかせすぎてる!!!

なんて、ちょっと生意気なことも言い、

私は目を丸くしました(@_@)


結局、どれのしごとが好きというわけではなく、

全体が好きみたいです(*^_^*)


そして、

思ったことは、

親が勝手に

うちの子はおとなしいから、

こういうことは苦手だろう、

きっと嫌がるだろう、

って決めつけて、

可能性をつぶしてはいけないな。


もっとニュートラルに、

何でも

挑戦する機会を

もたせてあげられるようになりたいと

思いました。


子どもを見守りながらも、挑戦させてくれる

現在の1ねん1くみの環境と先生に改めて感謝です!