このブログの中で、何度も書いていますが、
息子は、ひといちばい敏感な子です。
だから、人見知りするし、
慣れないとあまりしゃべらないし…。
出会ってから、顔見知りレベルのママ友は、
何年も経ってから、
「こういう声だったんだね。初めて聞いた。」
って言ったくらい(^_^;)
そんな息子が、
なんと、
「今日、日直だったんだ。楽しかった。
僕、日直のしごと好きなんだ。」
って言うので、びっくりしました。
「日直のどこが好きなの?」
って聞くと、
「うーん。わからないけど、好き。」
「何が好きなのか、お母さん知りたいから、しごと教えて。
まず何するの?
あっ、ちょっと待って!」
そう言って、メモを用意しました。
そして、あることを思い出しました。
ほめ達の講義で、話の聞き方「8つのポイント」を押さえて話を聞こうと学んだことです。
せっかくメモを取るから、
息子相手だけど、ちょっと実践してみようと思いました。
「話を聞く達人」の「8つのポイント」とは、
①目を見る
②うなずく
③相づちを打つ
④繰り返す
⑤メモをとる
⑥要約する
⑦質問する
⑧感情を込める
です。
「まず、日直は何をするの?」
「まずね、今日お休みがいないかどうかチェックする。」
「へぇーそれで?」
「そうしたら、朝の会で【日直のスピーチ】をするんだ。」
「【日直のスピーチ】?例えばどんな話をするの?」
「『この前、お父さんにミニ四駆を買ってもらいました。うれしかったです。』って言った。」
「そうなんだ。それで?」
「『何か質問はありますか?』って聞いて、
手を挙げる人がいたら、指して質問に答えるの。」
「質問に答えるんだね。どんな質問があった?」
「あのね。○○くんが、『車ですか?ヘリコプターですか?』って言ったから、
『車です。』って言ったよ。」
そんな感じで、8つのポイントに気をつけながら聞くと、
得意気にどんどん話してくれました。
1ねん1くみの日直の仕事をまとめると、
1.今日お休みがいないかどうかチェックする。
2.朝の会で、【日直のスピーチ】をし、質疑応答する。
(2~3人まで。)
3.時間割に合わせて、「一時間目のお勉強を始めます。」
「これで、一時間目のお勉強を終わります。」を毎時間言う。
4.給食の前に「手を洗ってください。」って言う。
5.給食の前に、【今日の献立】を発表する。
でも、もし、給食委員(高学年)が、放送で、先に【今日の献立】を言ってしまったら言わない。
6.「いただきます。」
「ごちそうさまでした。」をみんなの前で言う。
7.帰りの会で、
「今日一日楽しかったことを紹介してください。」って言って、
手を挙げた人の中から、2~3人指して発言してもらう。
8.最後に、
「机を整頓してください。」
「元気よく帰りの挨拶をしましょう。さようなら。」
そして、みんなが「さようなら。」
ということです。
私はこれを聞いて、びっくりしました。
小学1年生の日直のしごとって結構あるな!
息子が正確に仕事をすらすら言えることにもびっくり。
そして、これらのしごとが好きな息子にさらにびっくり!
また、
タイミングが合わなくて、
給食のメニューを給食委員に言われてしまい、
言えないとき残念なんだということ。
先生が、日直にしごとをまかせすぎてる!!!
なんて、ちょっと生意気なことも言い、
私は目を丸くしました(@_@)
結局、どれのしごとが好きというわけではなく、
全体が好きみたいです(*^_^*)
そして、
思ったことは、
親が勝手に
うちの子はおとなしいから、
こういうことは苦手だろう、
きっと嫌がるだろう、
って決めつけて、
可能性をつぶしてはいけないな。
もっとニュートラルに、
何でも
挑戦する機会を
もたせてあげられるようになりたいと
思いました。
子どもを見守りながらも、挑戦させてくれる
現在の1ねん1くみの環境と先生に改めて感謝です!