涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

自転車 練習 慎重な子 【前編】

題名のような検索ワードで、

いったい何度調べたことだろう?


足かけ1年9か月。

息子は、やっと自転車に乗れるようになりました!


幼稚園の年中のクリスマス。

大して欲しがらない自転車を、

「そろそろ乗れるようになった方がいいよ。」って

買った時から、

もうそれくらい経ちます。


そんな息子も、家に届いた時には、さすがに喜んで、

補助輪付きの自転車にまたがりました。

しかし、いざこぎ出そうとすると、足に力がないのか、

コツがつかめてないからか、全く動かない。

仕方がないので、

息子の足をペダルに置かせ、

私がしゃがんで、

息子の足をペダルごと、

左足、右足とあっちに行ったりこっちに行ったりしながら回し、

ハンドルも右に振れたり、左に振れたりするので、

左足→ハンドル→右足→ハンドル→左足… みたいに、

いったい何の乗り物だよ!って感じで、

移動させました。


もっと小さいころに、三輪車にも興味を示さなかったので、

買わず、乗ったことがありませんでした。


初めての自転車の練習も、

そんな感じで、

楽しくなかったからか、

自ら乗りたいということはなく、

時々、私が義務のように、

半月に1回くらい、

30メートルくらいのスペースを

2往復ぐらいしておしまいみたいな日が続きました。


「ペダルこぐ力ないみたい。」

「他の子はパパが自転車担当みたいだよ。」

断片的に、旦那に報告しても、

その時は、

「そう。じゃあ今度見てみるね。」っていうけど、

深刻さはなく、

私は、だんだん辛くなっていました。


幼稚園のお友達が、

どんどん補助なしになっていく中で、

気持ちばかり焦ります。

でも、教え方もよくわからないし、

うまく伝わらないし、困りました。


そうこうしてる中、

いよいよ見かねた旦那が、見てくれ始め、

ラッキーと思い、私は旦那に任せる日も出てきました。


するといつの間にか、こげるようになったのです!


「すごい!」

こげるようになった息子は、少し楽しくなったようで、

歩いて15分くらいのショッピングセンターに、

自転車で行く!っていう日も出てきて、

補助ありではあるけど、何度か、

息子は自転車、私は歩きで買い物に行きました。


でも、驚いたことに、

「僕、自転車乗れるようになった!」と思い込んでいたので、

いやいやいやいやまだ乗れてないから!って思っていました。


旦那は、せっかく楽しくなったから、

しばらく、補助ありでいいんじゃない?って言っていて、

私は、補助ありで慣れすぎると、

補助とる時に感覚が違いすぎて苦労するらしい。

でも、教えるの厳しいけど。って思ってました。


どっちを大切にするのか迷いながら、

また、月日がすぎ、

私は人から聞いたり、インターネットで調べるうちに、

ある方法を試すことにしました。


補助輪とペダルをはずして、

何年か前から巷で流行の

『ペダルなし自転車』とか

ストライダー』といわれる状態にし、

バランスをとる練習をしてから、

またペダルをつけなおすという練習方法でした。


これなら、ふらついても足をつけばいいし、

慎重で怖がりな息子でもどうにかなるかな?

そう思って、旦那に相談すると、

「俺は、もう少し補助ありで慣れてからの方がいいと思うけど、

どうしてもそうしたいなら反対しないけど。」って感じでした。


私は、ある程度悩むけど、

途中から、悩むことに疲れて、えいっ、やーって、

急に大胆に事を進めてしまうことがあるので、

今回も、

はずしてしまえーってはずしちゃいました(^_^;)


そして、息子に、

「今日からこれで練習ね。」って言って、びっくりされました。


自転車 練習 慎重な子 【後編】へつづく…