涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

自転車 練習 慎重な子 【後編】

自転車 練習 慎重な子 【前編】のつづき


はじめは、

おしりだけ座って、足で地面をけることを

教えるのもままならず、

息子は、自転車をまたいで、おしりを浮かしたまま、

歩いてる状態で、

こっちも伝えたいことが伝わらないイラ立ちが出てきて、

「そうじゃなくて!」って、つい語気が強まってしまい、

雰囲気が悪くなりました。


息子も、つまらないみたいで、

自分から練習したいとはまた言わなくなって、

半ば強制的に練習しました。


そのうち、おしりだけ座って、足で地面けることは覚えて、

おそるおそる進むようになりました。


そして、

少しずつスピードは上がっていったけど、

まだ怖がっている中、旦那登場。


旦那と練習すると、

スピードが上がり、

両足をあげてバランスが取れる状態が長くなりました。


すると、楽しくなって、その練習は楽しんでました。


しかし、まだ終わりではない!!


さて、いよいよペダルを戻します。


ここから、また低迷期。


なかなかこぐことが加わると

バランスがとれない。

また練習が遠のく日々。


そして、再び、旦那登場。

そして、つい半月前、

自転車に乗れるようになったのです!!!


旦那に聞いたところ、

「なんで乗れないのか、どこが問題か、よく観察していたら、

こぎ出しがうまくいってないことに気づいたよ。

だから、そこを集中して練習したら、

できるようになったよ。」

ですって。


具体的には、

左足のペダルを、足を使って、少し上の方に用意しておいて

思い切って踏む。

そうしたら、すぐ、でもあわてずに、右足をペダルにおき、

ひたすらこぐ。

スピードを、一度、一気に上げて、

バランスが取れたら、

だんだんスピードを落として、ちょうどいいスピードに変える。

後は、遠くを見る。

です。


自転車が乗れるようになって、

息子に聞くと、

お母さんの言ってる説明はよくわからなかったけど、

お父さんはよくわかったって(^_^;)


自信なくすけど、

確かに、

私自身、感覚で乗ってるから、

解説はむずかしい。


息子のように、慎重なタイプは、

運動するのも、

頭で理解しないとできないような気がする。


旦那の説明は、息子に、よく合っていたように思います。


それに、

どうしてできないのか?なにが問題なのか?って、

観察し、考え伝えることって、

意外にできてないなと思い、

旦那は素晴らしい!と思いました。


考えるより、先に行動も大切。

だけど、

行き詰まった時に、

適切に考えることも大事なんだな。


目の前の、思い通りにならない状況にイライラし、

敬遠してしまい、時間がかかったけど、

息子ができないからじゃなくて、

私に導く力が足りなかったからかもしれない。


くやしいけど、今回は完敗。


「でも、バランスをとる練習は、お母さんが教えたよね。」って

恩着せがましく言ったら、

息子も「うん。」ってわかっていたから、

まあいいや。


それに、

私が、あの時、強引に、補助輪とペダルと取らなかったら、

もっと時間が掛ってたかも。


3人ともがんばったからいいか(^_^;)


今、自転車の練習を頑張っているパパ、ママ!

本当にお疲れさまです。


もし時間がかかっても、

絶対に乗れるようになりますから、

安心してください。


もし行き詰ったら、

教える人が変わったり、

教える方法が変わったり、

何かのきっかけで、

状況が変わるかもしれません。


人より遅れていると、

恥ずかしく感じたり、

隠したくなったりするけど、

笑う人なんかほとんどいません。


むしろ、頑張ってるなって応援してくれてますよ!


一息ついて、


私にはできなかったけど、


なるべく笑顔で

楽しくできたら、

それが近道かもしれません。


応援していますヽ(^o^)丿