涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

ひとりの時間も、仲間との時間も、どっちも好き!

仕事を辞めてから今日で約半月。

辞めたら、暇になると思いきや、全くならない。

 

書籍づくりの手伝いをしているから! というのが、一番大きな理由だと思うけれど、隙間時間があると、何かを詰め込んでしまうところがあるから、多分、これからもなかなか暇にならないと思う。

 

暇にならないから、家の掃除も、丸くするだけ。

ああ、時間があったら掃除するのに……と働いていた時に思っていたはずなのに、掃除の仕方は変わらない。

 

やはり、それは、意識の問題かな。

 

今日も、本当は、書籍づくりの作業をしたかったけれど、どうしてもやる必要があるPTAの会計の作業に、取り掛かった。

本当は、同じ役の仲間と一緒に作業をしたかったのだけれど、なかなか時間が合わなかったので、先に、私が1人でやり、それをチェックしてもらう形にした。

そのため、ひとりでPTA室に行って、作業をした。

 

作業をしながら、ああ、私はここにひとりで来ることはあまりないなと感じた。

 

自宅にひとりでいる時間には、あんまり寂しいと感じたことはないけれど、PTA室にひとりはなんだか寂しかった。

 

つい、「えーと、本部活動費の予算は〇〇円で、実際に使った金額も〇〇円だから、OKと……」とか、ひとり言を言ってしまっていた。

 

そのうち、印鑑をもらいたい他の役員の人との待ち合わせ時間になって、見慣れた顔をみるや否や、嬉しくなって、たくさん話しかけてしまった。

 

自分は、あまり、寂しがりやではないと思っていたけれど、実は、寂しがりやなんじゃないかと感じて、ちょっと恥ずかしくなった。

 

とはいえ、ひとり行動も、ひとりの時間も大好きだ。

 

人は、いろんな顔を持っているんだよな。

 

「一通り作業が終わったよ」

そう連絡して、仕事から帰ってきて自宅にいるという同じ役の仲間の家に、資料を届けに行った。

そして、玄関先で、また15分くらいおしゃべりしてしまった。

 

ひとりの時間も、仲間との時間も、どっちも好き。

 

家に帰って、遅めの昼ごはんを食べてから、書籍づくりの作業に入った。

 

息子が学校から帰ってきて、息子の友だちがワラワラとやってきて、家がにぎやかになった。

 

そう言えば、ひとりっ子で、大人しいタイプの息子は、ひとりの時間が好きだと思っていたけれど、最近は、友だちを家によく呼ぶ。

そして、誰よりも、楽しそうに笑っている。

 

ああ、息子も、ひとりの時間も、仲間との時間も、どっちも好きなんだな。