涙と笑顔のあいだ

ひといちばい敏感な小学生ひとりっ子男子の子育てを通し、母として成長させてもらいながら「ライター・小説家」になる夢も諦めない40代主婦のブログ

家族で出かける電車の中の楽しみ

電車の中で、本を読む。

 

家族で、旦那の実家へ行く道中。

 

旦那も、息子も、私も、それぞれの本を読んでいる。

 

読み疲れたのか、途中で息子は、本を持ったまま、私の肩に頭を乗せて、うとうととしているようだった。

 

少し、体制を替え、息子の頭の座りを調整しながらも、これ以上、息子本位にしてしまうと、私がつらくなってしまうという直前でやめる。

 

肩に重みを感じるけれど、躊躇なく、寄りかかってくるということは、信頼されていることなのかと思うと、少し嬉しい。

 

どこまで読んだか、一瞬、わからなくなって、少し戻ったところから読み直す。

 

電車の揺れと、今は、もう何も他のことはできないという拘束感で、電車の中での読書は捗る。

 

帰りの電車では、息子は、自分の読書はやめておいたようで、私の読んでいる本を覗き込んできた。

 

「これはだれ?」

挿絵の写真を指していう。

「これは、太宰治っていう小説家だよ」

「ふーん。じゃあ、これは?」

 

本の本題とは違った質問を投げかけられる。

 

最近は、文字の多い本も読むようになった息子は、私が読んでいる本にも、興味持ってきている。

 

後ろめたさは、ないけれど、覗き込まれると、ドキリとする。

 

結局、行きと帰りの電車では、100ページ程しか読み進められなかった。

 

でも、とても貴重な時間。

 

直接対話をすることも、大切だし楽しいけれど、

「この本面白かったよ! 読んでみて!」

って読書を通してコミュニケーション取れる日も近い気がして、ちょっとワクワクしてきた。