涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

初めてのたこ焼き作り

今日の昼ごはんに、たこ焼きを作った。

たこ焼きを食べるのは好きだけれど、今まで作ったことはなかったのだ。

 

けれども、子どもが通信教育の答案を出したポイントを貯めて替えた品が、たこ焼きプレートで、いつか作ろうって言われていたから、今日作ることにした。

 

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昨日のうちに、たこ、青のり、かつおぶし、揚げ玉、万能ねぎ、たこ焼き粉などを買い準備していた。

キャベツ、紅生姜、卵は家にあった。

そうそう、ハケのついた油引きも昨日買った。

 

遅く起きて朝食が遅かったから、午前中に息子と一緒に勉強し、12時過ぎにたこ焼き作りに着手した。

 

しかし、あれだけ「たこ焼きを一緒に作ろう」って言ってた息子が「頭が痛い」と言ってきたので、仕方なく1人で作ることにした。

主人公不在の料理である。

 

まず材料を切って、たこ焼き粉に卵と水を入れて混ぜて生地を作った。

 

たこ焼きプレートのプラグをコンセントに差し、プレートを温めた。

待つこと5分。

そして、油を引いて、生地を8分目まで入れ、具材を入れ、少し固まってきた後に竹串で回転させ焼いた。

 

1回で12個焼けるのだけど、1回めは生地の量が少なかったのと慌ててしまってキャベツを入れるのを忘れてしまったので出来上がりが小さくなってしまった。

 

小さいな……次こそは!

 

2回めは1回めより多めに入れてキャベツも忘れずに入れた。

さっきよりもうまくいった!

竹串で回すのもうまくいったぞ。

丸いたこ焼きができた。

だけど、ちょっと何か足りないな。

もう少し焼いた方がいいだろうか?

 

3回めは2回めよりもほんの少し多めに生地を入れて残りの具材を入れた。

紅生姜は2回めで使い切ってしまったので、入れることはできなかった。

しかし、2回めよりももっとふっくら焼けた。

焦げ目もいい感じについた。

 

焼く度にだんだんとうまくなった気がする。

 

息子がやろうと言ったのに、結局ひとりでやることになって、最初、ちょっとふてくされた気持ちで始めた「たこ焼き作り」だったけれど、「できた!」というワクワクした思いが湧いてきて楽しくなってきた。

 

「できたよ!」

外出から戻った旦那と、頭痛が落ち着いた息子を呼んで、青のりとかつおぶしとソースとマヨネーズをかけて食べた。

「美味しい!」

息子が親指を立てて笑っていた。

旦那も

「いいね!」

そう言っていた。

私も口に含むと思ったよりもふんわりを柔らかく、味もとてもよかった。

「美味しいね」

自然に笑顔になった。

 

料理はあまり好きではないし、得意でもない。

毎日の食事作りは、ある意味仕方なく、レシピを見ながら作っている感じだ。

 

だけど、こうして、ワクワクしながら作るともしかしたら料理って美味しくなるんじゃないだろうか?

 

すぐに料理上手になれないとは思うけれど、心を込めて作ることは気持ち次第でできるはず! とはいえ、すぐに料理好きにはなれないから、どこかで面倒だなって思ってしまうところがあるけれど、気づいた時に「心を込めたら美味しくなるかも」って思って、こめるようにしようかな、うん、できるだけ、って思った。