今日は、息子を眼鏡屋に連れて行きました。
小5の息子は、2年前から「メガネ男子」です。
メガネを作った時のことはこちらのブログに書いてあります。
息子はそれ以降、視力は回復していませんが、学校の視力検査に引っかかりながらも、のらりくらりと、同じ眼鏡で過ごしています。
今回、レンズを変えることになるかな? と思ったのですが、今回も
「そのままでいいです」
と眼科の先生に言われてました。
ただ
「眼鏡屋さんで調整をしてもらってください。黒い瞳が眼鏡の中心に来るように」
と言われてしまったので、地味に私たち親子のミッションになっていました。
いつも行くショッピングパークの中に眼鏡屋はいくつかあるので、買い物ついでに行けばいいと思っていたのですが、時間がなかったり、眼鏡を家に忘れたりでなかなかタイミングた合わずに半月以上経ってしまいました。
「今日こそは行こう!」
と決意して、眼鏡をカバンに入れました。
あ、ちなみに、息子は、家の中では眼鏡をかけていなくて、学校の行き帰りと学校内でだけかけています。
普段の外出もかけた方がいいのですが、つい忘れがちです。
テレビとかゲームとか、黒板を見ない机での勉強の時はかけなくてもいいというか、むしろ見えすぎちゃって疲れるので外してね、と言われています。
道の標識や車の動き、学校の黒板、博物館とか資料館などの展示などは、眼鏡をかけた方がいいねという説明を受けています。
かけ忘れて家を出ても、カバンの中に入っている方が安心だと思い、カバンに入れた次第です。
準備万端と言いたいところですが、ひとつ気がかりなことがありました。
それは、どの眼鏡屋で調整してもらおうか? ということです。
2年前に眼鏡を作る時は初回だったので、眼科に出入りしている眼鏡屋さんで買ったのです。
しかし、その眼鏡屋さんは、週に1回しか眼科に来ない人なのです。
先々、不便そうだったので、他で作ろうかと思いつつも、処方箋だけもらっていきなり外部の眼鏡屋に行くのも少し不安だったので、一応出入りしている眼鏡屋さんに話だけ聞いてみようと思ったら、息子が思いの外、試しにかけたフレームを気に入ってしまって
「これがいい!」
と言ったので、眼科内で購入しました。
なので、今回その人に調整してもらうのは結構タイミングが合いにくそうだし、むしろ外部の眼鏡屋で調整して! というような眼科の先生の口調だったので、「購入した眼鏡屋で調整してもらう」という暗黙の一般常識のようなものが守れない状況でした。
「こちらで購入した訳ではないのですが……」と言った方がいいかな? とか、「料金はかかるのかな?」とかまた悩み始めてしまいました。
そんな時は、やっぱり検索ですね!
本当にありがたい、検索エンジン様様です!
早速調べてみると、「基本は、購入店で調整してもらうもの」という、おっしゃる通りという結果でした。
そこをなんとか、購入店以外でも……と思って調べてみたら、チェーン店があれば、チェーン店でとあり、それも納得。
でも、すみません、それも無理なのです、と思って、「お金を払ってもいいんだよな」と思いつつ調べました。
すると、特に、有料のパーツとかを使わない場合は、ほとんどの場合は「無料」でやってくれるものだということがわかりました。
もちろん、最初からそこで購入した眼鏡以外はダメなところもありそうでしたし、手数料を払わないと調整してくれないという店もあることもわかりました。
もう一つ、これはいい! スマート! と思ったのが、「無料の場合、もし気がひけるようなら、何か小物を買うという手もある」というものでした。
これだ! これなら、気持ちが楽だ。
「他の店で買った眼鏡であること」と、「調整料はお支払いします」ということを先に伝えようと、少しドキドキしながらも、息子の眼鏡ケースを買ったことのある小さな眼鏡屋に行きました。
すると、快く受け付けてくれました。
「無料」と言われ、しかも私の眼鏡(私も眼鏡をかけています)もクリーニングしてくれるというではないですか!
これは、やはり何か買わねば!
「やっぱり何か買っていった方が良さそうだよね」
と息子に言うと
「そう思う」
と息子も言いました。
息子の眼鏡の調整と、私の眼鏡のクリーニングを終えて、笑顔で戻ってきてくれた店員さんにお礼を言った後、
「丁寧にしかも無料で対応していただき本当にありがとうございます。代わりにということではないのですが、こちら購入させていただきますね」
と目の前にあった眼鏡クリーナー(1080円)を手渡したら
「お気遣いありがとうございます」
と驚きながらも笑顔で言われました。
また
「息子が以前、こちらで買わせていただいた眼鏡ケースは、ファスナーなので、ぱかっと開くタイプよりも、うっかり落としてしまっても、ケースが壊れにくく大変重宝しています」
と言ったら
「そうなんですね! よかったです!」
とさらに笑顔になられました。
無料の時に、ありがたくサービスを受けることは、今までもこれからもあると思いますが、余裕がある時や、無料が少し心苦しい時は、商品やサービスを購入すると言うことで感謝の気持ちが示せると言うことを、今回の出来事で学ぶことができました。
あれだけ、ドキドキしていた「購入店以外での眼鏡の調整」が、ちょっと心温まる出来事になってよかったなと思います。