涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

思いがけず、「息子の留守番の時間短縮」が叶いました!

今日は息子に初めて長時間の留守番をしてもらって仕事に行く予定でした。

 

息子の小学校の3学期は明日からなので、会社にもう一日仕事のスタートを待ってもらいたいところだったのですが、仕事を教えてくれる人の出勤日が今日だというので、息子に長時間の留守番を頑張ってもらおうと決め、向かったわけです。

 

息子は、今小学5年生ですが、1人で短時間の留守番ができるようになったのは、ここ1年以内くらいです。

おそらく一般的なお子さんよりも、留守番デビューは遅かった気がします。

本人が「うん、いいよ」と言ってくれるのを待っていたら、遅くなってしまいました。

 

積極的に「留守番する!」と言ったわけではなく、私と一緒に行くよりも家にいた方がマシみたいな機会にデビューできた気がします。

 

少しずつ、留守番できる時間が増えて、そして、留守番できる時間帯がある程度遅い時間でも大丈夫になってきました。

 

しかし、そうは言っても、朝から夕方まで私が留守で、息子に「1人で昼ごはんを食べてね」という日はまだありませんでした。

 

昨日は最初から、「午前中だけ出勤」ということだったので、4時間ほどの留守番を頼みました。

今日は往復の通勤時間を含め、8時間くらいの留守番を頼む予定でした。

 

できるかな?

だけど、頑張ってもらいたい。

 

心配な気持ちと信頼したい気持ちを行ったり来たりしながら、罪悪感も感じながら、家を出たのは8:15でした。

9:30に会社に着いて仕事をしていると、

「今日は何時までいることができますか?」

と一緒に働いているパートの先輩に聞かれました。

「15時までいる予定ですが」

そう答えると、私に仕事を教えてくれる彼女は12:30に帰るというではないですか!?

え? そうなんですか?

モヤモヤし始めたところ、

「今日はお子さん家にいるんですよね? 大丈夫ですか? 無理せず12:30に帰っても大丈夫ですよ」

と彼女が言ってくれました。

少し迷いましたが、上司の方も「どっちでもいいですよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて帰らせてもらうことにしました。

 

正直ありがたかったです。

 

今日仕事の合間に、そのパートの先輩と話をしましたが、彼女は、家庭と両立するためにとても頑張っていることが伝わってきました。

その中でハッとしたのは、「私は子どもファーストなので」という言葉でした。

精一杯やるけれど、どうしても迷惑をかけることはあるとあらかじめ上司に言っているというのです。

そして、新しく同じく子育て中の主婦の私が入ってきても、上司の方が思うように、「必ずしも問題なく回らないと思うと伝えてある」と聞いて、強いなと思いました。

彼女が普段の仕事ぶりで信頼されていて、意見を聞いてもらえているのかもしれませんが、私はどちらかというと、「できるだけ会社の意向に添えるように努力しよう」と場合によっては家庭を犠牲にすることも仕方ないと思っていました。

我慢しないといけないこともたくさんあると思っていました。

けれども、「精一杯やるし、努力はするけれど、できないものはできない」って潔く言っている彼女の生き様が眩しかったです。

私も、おそらく「精一杯やるし、努力はするけれど、できないものはできない」とは思うんです。結果的には……。

だけど、それと共に罪悪感とか申し訳なさとかいろいろと感じてしまって卑屈になったり、自分を犠牲にしすぎてボロボロになってしまう可能性を秘めているなと感じたのです。

 

本当なら

「いいですよ。やります!」

って気持ちよく言えたらどんなに楽かと思います。

だけど、全てを100点満点にすることは難しい……。

 

丁寧に説明しながら、時にあまりいい顔をされないことも引き受けながら、コミュニケーションをとってやっていくしかないんだなって思いました。

 

やるべきことをやってからでないと意見も通らないと思うので、まずは慣れることから始めたいと思います。