昨日は、息子とNTT技術史料館へ行ってきました。
場所は武蔵野市で、料金は無料です。
“NTT技術史料館は、NTTグループが培った電気通信技術資産を「歴史をたどる」「技術をさぐる」という2つのテーマで展示しています”
ともらったパンフレットに書いてありました。
もしかするとあまり知られていないかもしれませんね。
私も1年くらい前に知りました。
知ったきっかけは、2013年に閉館してしまったていぱーく(逓信総合博物館)が好きで、そこみたいな博物館はないかな? と思って検索して見つけたのです。
あー、ていぱーくよかったな……。一回しか行けなかったけれど息子を連れて行けてよかったな。
でも、1年くらい前に知ったのに、行くまでに時間がかかったのには理由があります。
開館時間が非常にタイトなのです!
一般に公開中なのは、なんと、毎週木・金曜日 13:00~17:00のみなのです。
だから、息子と一緒に行くには、夏休みとか春休みとかの長い休みでないと無理なのです。
なぜこんなにタイトなんだろう? サボっているのかな? やる気がないのかな? とちょっと疑ってしまったのですが、他の日は予約した団体の方々やNTTの関係者のための日のようです。
疑ってすみません。
無料だし、文句は言えないですね。
夏は完全に忘れていました。
冬も。
で、春休みに思い立って行ったというわけです。
私も行きたかったのですが、息子がとても行きたがっていました。
電車が大好きな息子ですが、電車以外の博物館でこんなに行きたがるのは珍しいのです。
それには理由がありました。
ここの史料館では、帰りにアンケートを書くと、なんと、ペーパークラフトが無料がもらえるのです!
で、息子の目当ては「ショルダーフォン」のペーパークラフトでした。
あの、平野ノラの「しもしも〜」でおなじみのアレです。
だけど……残念なことに、昨日からもらえるペーパークラフトの種類が変わってしまったんです。
無念……。
「ありがとうございます」
と受け取りながら、無料でいただき申し訳ないと思いつつ、2人してがっかりしてしまいました。
どうやら、1年に1回くらいの頻度で変わるみたいです。
その変更が、昨日でした……泣
これはこれで、いいものだとは思うのですが、作るのに取り掛かるほど心が復活するにはもう少し時間がかかりそうです。
ちなみに、歴代のペーパークラフトはこれらです。
非売品のためもう手に入らないと思います。
もっと早く知っていれば、と悔やまれます涙
その傷心があり、100%満足できなかったのは事実なんですが、展示物の内容はとても興味深かったです。
昔の電話があり、それぞれの受話器をあげると説明を聞かせてくれるのです。
最初の赤電話には、お金を入れるところがなくて、電話口で告げられた料金をお店の人に手渡ししていたそうです!
それにみなさん、「ICカード公衆電話」って知っていますか?
私、なんとなく街で見たことはあったのですが、使ったことはなかったのです。
しかも、それ、2006年に廃止されていました。
なんか、無駄にショック受けました。
それに、レトロフューチャーみたいな感じでちょっと残念に思いました。
あ、レトロフューチャーは、「19世紀後期から20世紀中期までの人々が描いた未来像」だというからちょっと違いますね。「ICカード公衆電話」は実際にあったわけですから……。
あと私が楽しかったのは、歴代の携帯電話が並んでいたブースです!
20年くらい前に使っていた「ポケットボード」もありました!
こうやって書いていると息子よりも私の方がこの史料館を楽しんだ気がします苦笑
一般にも公開してくれていますが、もともと社内の技術者のための史料館だから普通の博物館よりは難しい部分も多かったのですが、電話とか見るだけで楽しいものもありました。
最後の電話柱とか!
レアです!
もっとたくさんの人に知ってほしいなって思って、受付でつぶやいていたらチラシをもらいました。
春休みはあと来週の4/4木曜日と4/5金曜日、あと特別に4/7月曜日に一般公開しています!
お子さん連れでどこか行くところがないかな? という方にはおすすめです! タダだし!
お子さんがいなくても、大人だけでも充分楽しめますよ!
桜の木も周りにたくさんあり、綺麗でしたよ。
よかったら、ぶらりと行かれてはいかがでしょうか?