今、息子は、自転車の練習をしています。
あれ? 前に、乗れるようになったって言ってなかったけ?
もしかすると、ずっと前からブログを読んでくださっている方の中には、以前書いたブログ記事を覚えてくれている方がいるかもしれませんね
はい、この記事ですよね。
実は、これ以降、乗る気持ちも、機会も、きっかけもなく、全く乗れなくなってしまったのです
「自転車、そろそろ、また乗ってみようよ」
時々、思い出したように声を掛けても、気乗りしない様子で、今日まで、ずるずるときました。
ところが、近々、学校で「自転車安全教室」という、小学3年生は、基本、みんな、校庭で、自転車を乗るという授業があると知って、私たち家族は慌てました。
どうしよう?
とりあえず、息子に、そういう授業があると話してみると
「練習する勇気がない」
と、不機嫌になりました。
「じゃあ、乗れなくて見てるだけでいいんだね」
「先生に、乗れないって、自分で話してね」
私がそう言うと、黙りました。
「もし練習するならば、お父さんとお母さんは協力するけれど、どうする?」
しばらくして
「練習する」
と息子は小さく言いました。
「よし。じゃあ、やろう」
それは、ひと月前位の話です。
1年半ぶりくらいに乗ってみると、忘れっぷりは見事でした。
昔、自転車は一度乗れたら、絶対に乗り方を忘れない! と聞いたことがあるはずなのにな……
あの話は、迷信だったのかもしれません。
やる気を見事になくし、雰囲気が悪くなりそうになりましたが、そこは、旦那の穏やかな人柄によって、持ち直しました。
旦那は本当に根気よく付き合ってくれたと思います。
「もう一度、ペダルを取って練習することから始めないとだね」
練習再開初日は、乗れずに終わりました。
私と、息子が練習すると、いつも険悪になるので、旦那にお任せしたいけれど、すると、土日しか練習日がない。
結局、雨が降ったり、風邪を引いたりで、練習は3回くらいしかできてなくて、後、昨日と、今日しか練習できないことがわかりました。
私は、もうきっと無理だな! と実は諦めていたのです。
だけど、それには、保険が必要でした。
先日、担任の先生にこっそり聞いたら、自転車に乗れない子は、毎年数人は居て、本人から「乗れないからどうしたらいいか?」と聞かれたら、「じゃあ、見学していなさい」というけれど、先生の方からは、特別指導していないと言っていたのです。
だから
「もし、当日までに乗れなかったら、先生に自分で話してごらん!」
とアドバイスだけしておきました。
もう、それしかないと思ったから……。
しかし、昨日、練習していたら、乗れるようになったんです!
びっくりしました!
もちろん、前に一回乗れた感覚を思い出しただけかもしれないけれど、それにしてもすごい!
スピードに対する怖さも克服したんだ! と嬉しくなりました。
今日も引き続き練習したら、曲がることもできました。
まだ、漕ぎ初めに不安はありますが、どうにか、授業を乗り切れたらいいなと思っています。
息子の頑張りと、旦那の根気には、参りました。
早々に諦めてしまい、保険をかけてしまったことは恥ずかしいですが、母として、そうせざるを得なかったです
今回のことで、旦那のことを、何度もすごいなと思ったのですが、それについてはまたの機会に!
ちなみに、教えるのが、苦手な私は、ペダルを外すことと練習を見守ったくらいです。
ペダルは、筋肉痛になるくらい、固くて、なかなか外れなかったことを、こっそりかかせてください