息子の自転車安全教室の顛末
昨日、息子の自転車安全教室の当日だった。
何日も練習してどうにか乗れるようになったのに、結果的には、見学したらしい。
理由を聞かれて
「曲がれないから……」
と先生に言ったらしいのだ。
まあ、確かに狭いところはまだ小回りできないかもしれないけれど……。
カラーコーンを倒さないようにジグザグに走ることができないと判断して、自ら見学を申し出たようだった。
「ふーん。そっか……」
息子には申し訳ないけれど、少しがっかりはした。
せっかく乗れるようになったから、トライくらいすればいいのにと正直思った。
だけど、仕方ないか。
違う人間だし。
できないことをできないとちゃんと先生に伝えて、見栄を張ることもなく見学した姿勢は、それはそれですごいことなのかもしれない!
「また練習しよう」
「うん」
ここ数日の練習は、全くの無駄ではないと思いたい。
まっすぐしか漕げなかったとしても、全然乗れなくて見学するよりはきっと、息子の気持ちは軽かったはず!
一晩経って、息子が
「昨日さ『曲がれないからって言っちゃったけれど、正確には回れないだったとさっき気づいたよ」
と言っていた。
同じ物事に対して、息子の捉え方と、私のそれが違うんだと感じて、なんだか可笑しくなって、笑った。