息子が自転車にせっかく乗れるようになったのに、転んだことから、怖くなり、乗れなくなって一年弱。
「お友だちと遊んだ時の、移動手段になるからさ、乗れるようになっておいた方がいいよ」
旦那も私もそう言っていたけど
「その話はしないで!!」
いつも拒否されて一年弱。
最近、自転車に乗れないことから、トラブルというか、支障をきたし、旦那も私も、そろそろ腫れもののように感じるその案件に、向き合うのだったが……。
が、しかし。
息子の気持ちは、後ろ向きだし、旦那が練習に付き合っても、まさかの記憶喪失状態で、乗り方を忘れたかのように、サドルにまたがるだけだしで、息子の心も、旦那の心も萎縮してしまった。
先々週の週末は、それで我が家がシーンと静まり返り、先週末は、息子の副鼻腔炎悪化のため練習ができず、今日、いざ、また、練習へ。
本人がやる気になるまで待つ! という選択肢もあるだろうけれど、今回の自転車に関しては、旦那も私もどうにか息子に頑張ってほしくて、ため息をつきながらも、取り組もうとしている。
自転車に乗れるようにしてくれたのは、旦那で、今回も練習に付き合ってくれているのだけれど、思うようにできない沈んだ気持ちが顔に表れ、それを見た息子も怯えてしまっているという悪循環。
私に出来ることは……はて?
いくら、家族でも、途中で口を挟んだりしちゃうまくいくものもいかない時ってあるから迷ったのだけど、今は、間に入るべきだと感じ、練習に付き合った。
「思い切って、ペダルに足を乗せたら、走れる感じだけどね?」
「そう簡単じゃないよ」
「こう、サーっとさ、ちょっと勇気を出してごらんよ」
「ちょっとなんかじゃないよ」
で、なんだかんだと文句を言いながらも、なんとか再び乗れるようになった!
「やったね!」
渋かった旦那な顔も少し緩んだ。
多分、どっちも必要なんだな。
厳しさも温かさも。
いつもなら、どちらかといえば、旦那が温かく、私が厳しいかな?
今回は逆な感じ。
いつもなら、旦那に空気を和ませてもらうけど、今回は、私が流れを変えた気がする。
まあ、乗れるようになったと言っても、公道で走れるようになるまでは、まだまだだ。
メインは旦那にお願いし、私はちょっかいを出す係というか、斜めから背中を押す係ことで、どうにか、息子に自信を持ってもらいながら、応援し続けよう!