涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

抑えきれない思いは一緒だなって気づいて…

本当に、息子のスイミングスクールは、

母としての器を試されるというか

心を乱される習い事です。


ブログでも何度か、

クラスの進級状況や

息子の上達具合、取り組み具合などで

私がヤキモキしている様子を

書いてきましたが、

昨日も、コントロールできないほど、

心を乱され、

“こんなことならやめてしまえむかっ

とまで思いました。


というのは、

3月から、来年度の新一年生が合流し

クラス編成が行われるのです。


その初日が昨日でした。


息子は、コーチが変わってしまうことを不安に思っていて、

家にいるときから、「行く気がしない」と言っていました。


「たぶん、そんなに厳しいコーチじゃないはずだから、

大丈夫だよ。」

とかなんとか言いながらだましだまし連れて行きました。


ロッカーでの着替えも同級生のママは

ほとんど、一緒に入らず、

お友だちは自分で着替えていますが、

息子は、着替えは自分でしますが、

そばにいてほしいからと

ロッカーに入ってくれと頼まれていて、

それも私にとってずっとストレスなのですガーン


新一年生が入ってくるから、

このタイミングで、卒業してほしかったのですが、

すでに目に涙をためていたから、

「今日は、ロッカーに入るから頑張って」

と言いました。


大泣きしそうだったので、

「新一年生と間違われちゃうよ。

泣くのは我慢しなよ。」

と励ましたつもりが逆効果。


着替え終わったら、

私に抱き着いて号泣。


そのうち、ワラワラと男子たちが入ってきて、

なんだろう?とチラチラ見られました。

いちばん堪えたのは、

幼稚園に行っているか行ってないかくらいの

小さな子が

「なんか泣いている人がいるよ。」と

誰かに報告してたこと。


いたたまれず、

「もう行って。大丈夫だから。応援しているから。」と

背中を押すも、行かず、

「行かないんだったら、

じゃあ、お母さんが先に行くよ。」と言ったら、

「やだー」

「じゃあ、ここにまだいるから、早く行って!」

ととうとうイライラをぶつけてしまった爆弾


語気が強まったからか、

観念して息子はどうにか行きました。


その背中を見て胸が苦しくなりました。


そのあと、二階のガラス張りの見学席から見ていると、

まだ、泣きやまないどころか、

嗚咽し、吐きそうになっていました。


優しそうなコーチに声をかけられて、

どうにか、体操をすませ、新しいクラスへ。


優しそうなコーチで大丈夫かなと思ったら、

練習途中にひとりだけ、

直立不動で見学のような状態に。


“勘弁してほしいむかっ


正直そう思いました。


これだけ、たくさんの子どもたちがいて、

泣いている子どもはひとりもいない。


なんで息子だけが・・・


人と比べないって決めたはずなのに

どうしても、どうしても無理でしたむっ


家に帰ってきてから、

どうして、途中で休んでいたのか聞いたら、

やる気がなかったからと言いました。


そしたら、ずっと我慢していた言葉が

とうとう口から出てしましました。


「やる気がないならやめる?」


すると、息子は泣き出しました。


「やめたくないしょぼん


「じゃあ、ちゃんとやってよむっ


それから寝るまでの時間、

息子は、イライラして口数の少なくなった私に、

気を使って、

私が興味ありそうな話題を振ってきたり、

「世界で一番お母さんが大好きだよ。あたりまえだけど・・・」

と言ってみたり、

私が鼻水をすすっていたら、

ティッシュを持ってきてくれました。


でも、私は、どうしても、

心の乱れを抑えることができませんでした・・・


そんなこんなでぎくしゃくしたまま、朝になりました。


朝になっても、「おはよう」って挨拶はしたものの、

すっきりしなくて、ぐるぐると考えていたら、

ある考えが浮かびましたひらめき電球


私が、抑えたくてもどうしても抑えきれない思いがあるのと同じように、

息子も、昨日は、本当に怖くて不安で仕方なかったんだ!


それでも、泣きながらも、頑張って、

途中で休んでしまったけれども

ちゃんと行って、一時間受けたんだ!


そして、やめない、がんばるって

言っているんだ!


そう思ったら、泣きそうになりました。

強く言ってしまってごめんって思いました。


そして

「昨日は、いろいろ言ってしまってごめんね。

昨日は、つらいのによくがんばって行ったね。

えらかったね。

がんばってるのわかってるからね。」


そう伝えました。


「いってらっしゃい」「いってきます」って

いつものように送り出せました。


息子のスイミングスクール問題は、

本当に私にとっても、難題ですDASH!


その学びのための月謝なのでしょうか(^_^;)?