涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

スイミングスクールのコーチ変更をめぐって…《後編》

スイミングスクールのコーチ変更をめぐって…《前編》

のつづき…

 

息子は不機嫌なまま

しぶしぶ宿題の音読を始めました本

 

声が途中で詰まったり

涙声になったりしながらどうにか読み終わりましたぐすん

 

「あーあ、スイミング行きたくないなぁ…」

 

「とりあえず、ドリルやっちゃおうよ!」

 

変な間がありすぎて

つらい思いが募ってしまうのではないかと

息子の不機嫌さに気づかないふりをしながら

促しましたキョロキョロ

 

いつもより乱暴な字だったけれど

どうにか国語と算数のドリルを一枚ずつ終えて

ごろっと横になりましたしょんぼり

 

たまたまそばにあったプラレールのおもちゃを

少し乱暴に扱いながら

「コーチが変わったらスイミングいやになったよ。

もう辞めたいむかっ

といって泣き出しましたえーん

 

「辞めちゃうとさ

今までがんばったのにもったいないよ。

水が怖かったところからさ

がんばったら今は怖くなくなったじゃないはてなマーク

「……」

「小学校ではさ

最終的にはどんな形でも

25メートルは泳げないと

いけないみたいなんだよね。」

「……」

「いま辞めちゃうとさ

何年後かに

あんまり好きじゃないっていう

あの冷たい学校のプールで

ひとりで練習しないといけないんだよ。

みんな泳げるようになって

自分だけ泳げなくてもいいの?」

「……」

 

 

今まであまり

脅したりだましたりしたくなくて

今回もこういう言い方ってどうかな?

と思ったけれど

可能性として伝えるんだと

言い聞かせて言ってみました…

 

すると息子はさらに泣いていましたえーん

 

とりあえず私はその場から離れて

やりかけの風呂場の掃除をしましたDASH!

 

風呂場から戻ると

息子は大きなため息をつきながら

「水着に着替える」と言って

準備し始めましたぼけー

 

ところがまたつらくなったようで

顔を両手で押さえて泣き出しましたえーん

 

「新しいコーチさ

いいコーチかもしれないよ。

前にコーチ変わったときも嫌がっていたけれど

結果的には変わってよかったって

言ってたじゃない?

『どうなるかわからない』っていう今がさ

一番不安でつらいんだと思う。

だいだいが想像よりも実際の方が

なんてことなかったってことが多いと

思わない?」

そう言うとちょっと考えたのか

間があってうなずきましたぐすん

 

「お母さん、応援してるからさ

がんばってウインク

 

何とか家を出発しました自転車

 

ロッカーには

とりあえず私も一緒に入りましたキョロキョロ

 

今日はどれくらい泣いて

どれくらいハグすることになるかな?

少し気は重かったけれど

今日はどうにかキレずに付き合おうと

決めてきましたニヤリ

 

すると

息子はため息をつきながら準備し

目に涙は溜めていたけれど

号泣はせずにハグを何度かしただけで

意を決したように

「行ってきます」と言って

プールに向かいました波

 

戻ってくる様子もなかったので

2階の見学席に行き椅子に座っていましたニコニコ

 

体操するときに

いつものように

場所取りに手こずっていたようだけど

私を目があうとにこっと笑ってくれましたほっこり

 

すごくうれしかったです照れ

 

その時は実は

まだどのコーチかわからず

ドキドキだったんだと思いますドキドキ

 

その後コーチがわかり

あまり知らないコーチだった

みたいだったけれど

どうしても好きになれないコーチではなくて

安心したようでしたニコ

 

実際に練習が始まったら

いやな感じはなかったみたいで

遠くてよく見えなかったけれど

泣いてはいませんでした真顔

 

最近はやってる場所も見学席から見づらくて

真剣に見てなかったけれど

昨日は、凝視してしまいましたえー


泣かずにちゃんと参加してるだけで

御の字のはずなのに

一つクリアできると

「あれができてない。

こうすればイイのに。」

がムクムク顔を出し始めましたえー


息子の様子を心配してくれたママ友が

「どう?」ってラインをくれましたラブ


落ち着いている様子を伝え

練習して欲しい背浮きの練習の時に限って

トイレに行ったよむかっ

と愚痴ったら

「今日のところは大目に見てあげてよニコニコ

と言ってくれて

ハッとしましたびっくり


気づかせてくれた友だちに感謝して

「よく頑張ったね💕」

と言おうと決めましたニヤリ


レッスンの時間が終わり

ロッカーから出てきた息子の眼は

キラキラ輝いていましたキラキラ


またスモールステップだけど

こうして本人にも以前の自分と比べて

できるようになったことを確認させながら

ちょっとずつ

自信がついていくのかもしれませんね照れ