涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

母の言動の中に「ほめ達!」をみて!

今日、母と電話で話をしました。


私の内職の量が多い時に、

徒歩とバスで20分くらいのところにいる母に、

息子の相手をしてもらうため、

月に3~4回来てもらっているのですが、

その連絡も、

ほとんどメールだったり、

来てもらっても、

内職の作業をしていて、

会っている割に、あまり話をしていませんでした。


今日は、その連絡を、

たまには、声で伝えようと

電話をしてみたというわけです。


まず、要件を話し、

息子の様子や私の学びのことなど

近況を報告しました。


母は、聞き上手ですから、

話し甲斐があります。


話すだけ話して、

「ちょっと用があるから」と早々に

電話を切ってしまう日もあるのですが、

今日は、ちゃんと聞こうと決めていました。


ちゃんと聞いていたらワクワクすることが起こりましたビックリマーク


母は、詩吟を習っていて、

徒歩とバスで1時間くらいかかるところに

週に一回通っています。


もともと、

絵手紙や俳句、ウォーキングなどを楽しみ、

太極拳も習い始めていたのですが、

持病の緑内障の症状が悪化し、

視野が狭まってきているので、

目を使った活動が

今までと同じようにはできなくなってきて、

他のものは控えて、

数年前から、詩吟を習い始めたのです。


ところが最近、腰の調子が悪くなり、

詩吟を何度かお休みしたそうです。


おかげさまで、腰の調子は、

日々よくなってきて

今は、歩けるようになりましたが、

和室で正座するのはきついようで、

そのことを話すと、

いつも厳しい詩吟の先生が、

とても親身になって、

腰にいい話をしてくれたり、

和室で使える椅子まで用意してくれたそうです。


その先生は、

腕はすごくいいのですが、

口調が厳しかったり、

熱心なあまり厳しすぎたり

強引だったりするそうなので、

生徒さんが、なかなか定着しないようなのですが、

母は、その発言の裏を読んで、

めげずにうまくやっているのです。


それだけでも、すごいなと思っていたのですが、

今回のことがあって、

先生に、こう言ったそうです。


「今回、腰を悪くして、痛いし大変ですが、

腰を悪くしたことによって、先生に

いろいろ腰にいいことを教えていただいたり、

椅子まで準備していただいて、よくしていただいたので、

これから、気をつけて過ごしていけるチャンスになって

本当によかったです。」


すると、それを聞いていた先生は

嬉しそうだったし、

一緒に習っている生徒さんが

大きくうなずいていたと言ってました。


そう聞いて私は、

「お母さん、それって『ほめ達!』!よ」

と興奮しました。


母が、ピンチにあったとき、

「これはなんのチャンス?」と思えたことも「ほめ達!」だし、

教えるんじゃなくて、

周りの人に気づきを与えたことも「ほめ達!」なんだと

声を大にして言いましたキラキラ


「また、いい話聞かせてね」

と言ってくれた母に、

「いつも本当にありがとう」

といって電話を切りました。


「ほめ達!」を知って、

まだ「ほめ達!」知らない人に

ぜひ伝えたいと思いながら、

どんな人にどのように伝えたらいいか…と

スタートがきれていないのですが、

大切な家族に伝えることから

始めてもいいかもしれないと思えましたひらめき電球


76歳になっても、

素直な気持ちで学び続けている母は

本当に素敵だなって思いますキラキラ


私もいくつになっても、

好奇心をもってワクワクしながら

新しいことを学び続けたいなと

改めて思いました(*^_^*)