なわとびのもう一つの課題【前編】 のつづき・・・
そして、息子がその日に帰ってきました。
「どうだった?」私が聞くと、
「何が?」とツレない返事。
「だから、なわとびさぁ。結べたの?」
「ううん。結べなかった。」
「誰かに結んでもらったの?」
「…」
「先生?」
「違う」
「誰?」
「教えない」
後から、ママ友に聞いたら、
なわとびを結べずに息子が泣いていたのを、
彼女の娘さんが気がついてくれて、
結んでくれた上に、
やり方を教えてもらったらしいことが
わかりました。
ただでさえ好きでない体育を
ますます嫌がるようになりました。
でも、もしもの場合は、
お友達に頼める安心感からか
あまり進んでは練習はしません。
体育の授業があっても、
なわとびをやる以外の日があり、
あれ以来、
綱渡りのように数日が過ぎ、
週末を迎えました。
私も、練習につきあえば、
イライラするだろうからと
先延ばしにしていたら忘れてしまって、
日曜日の夜になりました。
つまり、昨晩です。
「なわとびを結ぶ練習は?」
旦那に聞かれました。
「あっそうだった。」
でも・・・うまく伝えられないし・・・と
思っていたら、
「ビニールの縄の前に、
布のひものなわとびで練習したら?」と
旦那が言いました。
そんなうまくいくかなぁ…?
「でも、結局は、ビニールのなわとびを結ぶんだよ!」
「縄の方がわかりやすいかもしれないじゃん?」
うーん、そうなかぁ?
半信半疑で、私が、
布のひものなわとびを用意し、
息子が、
お友達に聞いたやり方をやってみました。
「輪っかを作って~、
中に手を入れて~、
ひっぱる~、
できた」
「あっ、出来たね!
もう一回やってごらん!」
「輪っかを作って~、
中に手を入れて~、
ひっぱる~、
できたよ~」
「本当だ!じゃあ、
ビニールのなわとびでやってみよう!」
すると…、出来ました( ´ ▽ ` )ノ
どちらからともなく抱き合いました
「できたら、楽しくなってきた」
それから、数回くりかえして楽しそうでした。
「もう、なわとびの時間の心配なくなったね!」と言ったら、
「うん」って満面の笑みを浮かべました
私は、感動しながら反省しました
目の前の我が子を信じきれていなかった自分。
できなければ、
スモールステップでやるべきだったのに、
ハードルを下げてやれなかった自分。
でも、旦那のひらめきに助けられました
ほめ達として、まだまだと思いながら、
やっぱり、ほめ達を子育てに活かせると実感
「すべての人の可能性と成長を信じる!」
「自分はやれば出来る人間だという
自己効力感と
スモールステップの考え方!」
周りに力を貸してもらいながら
歩んでいこう
おめでとうと
ありがとうで
いっぱいになりました(*^_^*)