涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

スクールガード養成講習会に参加してきました【前編】

息子の小学校で

開かれた

「スクールガード養成講習会」に

参加してきました。


警察OBや

地域の学校防犯指導員の方をお呼びして、

学校安全安心ボランティアや

希望する保護者を対象に

『児童の登下校の見守り活動の注意点』などを

勉強しました。


一時間半かけて、実技も交えて話してくれました。


特に、気になった点を紹介したいと思います。


学校の防犯は、

平成13年の池田小の事件を境に、

大きく変わったそうです。


それまでは、

学校の中であれば安全という考えだったのが、

学校にいても、

不審者が侵入してきてしまう恐れが

出てきたからだそうです。


今は、

避難訓練に加え、

《不審者侵入訓練》を

やっているところが多いようで、

どうやって逃げだすか?

自分で自分の身を守れる子ども、

嫌だということを表せる子ども、

自分で判断できる子ども

になってもらえるように

指導しているということです。


『イカのおすし』ってご存知ですか?

子どもに教える防犯の用語です。


イカ・・・いかない

の・・・・のらない

お・・・・おおごえでさけぶ

す・・・・すぐににげる

し・・・・しらせる


でも、大声でさけぶと言っても、

実際にはなかなかできないそうです。


そこで、ぜひ、子どもには、

「その場所から絶対に動かない」

って指導してほしいと言われました。


なぜかと言うと、

実際の事件は、その多くが、

その場所から動いて巻き込まれるのだそうです。


身内が呼んでいると言ったり、

犬や猫を一緒に探してほしいと言ったり、

モデルにならないか?と言ったり、

ゲームソフトでつったり、と

言葉巧みな場合と、

無理やりの場合と方法はいろいろだそうです。


難しいのは、

本当に道がわからない人や

困っている人に対する思いやりと

知らない人に対する警戒心を

どうやって子ども教えるか?


ひとつの方法としては・・・


もし子どもが知らない人に道を聞かれたら?

⇒その場で、動かず、言葉で教えよう!

というのが、

今日の講師の方の回答でした。


また、


もし、刃物で脅されて車に乗せられそうになったら?

⇒けがをしても車に乗るな!


なぜなら、

連れて行かれてしまうと

もっとひどいことになる場合が多いからと言うことです。

けがで済めばまだマシ!

これについては、

大きな声では言えないけれどと言ってましたが・・・


地域で見守りながらも、

小さな子どもでも、

危険を察知する力、

自分で自分を守る力をつけるように

親が危機感を持って

体をつかって一緒に練習したり、

啓蒙し続けることが

大切なんだなと感じました。


子どもに

人とのふれあいの大切さを教えながら、

一方で、

警戒心を持たせるって、

なんだかとっても難しいけれど・・・


次回は、

では、もし実際に不審者に遭遇したら

どういうふうに対応したらいいのかについて

書きたいと思います!