涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

まるで保健室の先生になった気分でした

昨日、9時から15時まで、学校でPTAの活動をしていたので、とても疲れました(^_^;)

 

洗濯だけは、朝、頑張りましたが、掃除や食器洗いなどはできていなかったので、もしも、息子にうちで友だちと遊びたいと言われても断ろうと思っていました。

 

私が家に帰ってからしばらくすると、息子が帰ってきました。

特に、友だちと約束していないようで、ホッとしました。

 

ところが……

 

近所で、息子と同じクラスの子が遊んでいたのはわかりました。

「一緒に遊ばないの?」

「うん」

「断ったの? 誘われなかったの?」

「誘われなかった」

「そう……」

 

息子は、遊ぶメンバーや遊びの内容によって、断ったりもするので、その辺りは、無理強いしないようにしているのですが、この日のメンバーは息子がちょっと苦手とする人が混ざっていたようでした。

だから、誘われなくて寂しいというよりは、誘われないように気配を消していた感じだったのかもしれません……。

 

まあ、いいか。

そんな日もある。

 

そう割り切って、過ごしていたら、インターフォンがなりました。

 

気のない返事をしていた割りに息子は、一目散で玄関に行ったので、思いは複雑なんだなと思いました。

 

てっきり、遊ぼうと誘いに来てくれたんだと思っていたら

「お母さん、○○君が怪我したから、来てって」

と、息子が私を呼びに来ました。

 

私にけがの手当てしてもらおうとインターフォンをならしたようでした。

 

○○君とは、私は初対面。

例の息子がちょっと苦手としている子でした。

 

しかも、息子は、あまり派手な遊びをしないので、けがをしたことが少なく、手当ての経験も少ない。

言ってしまえば、8歳にして、2回くらい(^_^;)

 

今の手当ては、昔と違うというし、はて、さて……。

 

「おばちゃんは、こういうの苦手だから」

本当は、そう言って、パスしたかったけれど、そうもいかない……。

 

「いつもどうしている?」

わからなかったから、子どもたちに聞いちゃいました。

むしろ、子どもたちの方がよく知っていた。

 

お風呂場に行って、傷に水シャワーをかけて、唯一あったキズパワーパッドを貼ったら、うまくいかず

「濡れてるとつかないんだよ」

「これ、ハチの巣みたいで気持ち悪い」

さんざん、ダメ出しをされ、とりあえず、ガーゼ付きの大きめのバンドエイドのようなものを貼りました。

 

大して、礼も言われず、ちょっとがっかりしたけれど、子どもなんてこんなものですね。

うちの子もちゃんと言っているか自信ないし。

 

息子のことも、遊ぼうと誘ってくれて、しぶしぶではあったけれど、出かけて行きました。

 

ニコニコして帰ってきたので

「楽しかった?」

と聞いたら

「そうでもない」

と言った息子。

 

だんだん複雑になるんだな、子どもの人間関係も。

 

一般的には、よくあることなんだろうし、特別迷惑をかけられたわけでもないけれど、なんだか疲れた一日でした。

 

やっぱり、子どもの見守りの仕事は苦手なので、得意な人にお願いしようと、改めて思いました。

 

だけど、子どもがうちを保健室みたいに頼ってきてくれて、ほんの少しだけ、嬉しかったです。