涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

脳梗塞で入院している父の見舞い

今日は、実家の父が入院している病院へ母と一緒に見舞いに行って来た。

父は3日前の夜に左半身が痺れたらしい。

2日前の土曜日の朝に母にその話をして、二人で大学病院へ行って検査をしたら、脳梗塞を起こしているとわかって即入院ということになった。

 

入院が土曜日だったから、正式な入院手続きは今日するという。

母は緑内障白内障を患っていて目が見えづらく、書類も書きづらいというので受付の人に断って私が代筆した。

 

そうか。普通に書類に書くことも、目が悪いと不便なんだと改めて気がついた。

 

最近は、外を歩く時も父の腕を頼りに歩いていると聞いていた。

「『仲が良くていいですね』って言われる」と笑っていたから安心していたけれど、父が入院して母は大変だろうと思う。

 

今日、私は実家の最寄りの駅のホームで母と待ち合わせた。

だから、そこから病院へ行き、また病院から最寄りの駅までは私の腕に捕まって歩いていたけれど、そこから先は一人で実家まで頑張って帰っていった。

 

家まで送りたい気持ちもあったけれど、私は私で息子が家に帰ってくるのに間に合いたい気持ちもあり、母もそうした方がいいと言ったので甘えた。

 

病院の滞在時間は入院手続きを1時間と少しだった。

それでも行って顔が見られてよかった。

 

早めの受診と詰まった場所が幸いしたのか、いつもと変わらない様子が見えてホッとした。

 

父の脳梗塞は「ラクナ梗塞」と言われるものらしく、細い血管が詰まってしまうものらしい。

 ラクナ梗塞とは脳梗塞の病型のひとつです。脳梗塞には2つのタイプがあり、1つは脳の血管が動脈硬化によって狭くなることで起きる「脳血栓」で、もう1つは心臓にできた血栓が脳の血管に流れて詰まる「脳塞栓」です。このうち、脳血栓の中でも脳の深い部分を流れている細い血管が詰まってしまうことで起きる脳梗塞を「ラクナ梗塞」といいます。"ラクナ"とはラテン語で"小さなくぼみ"という意味です。

社会福祉法人恩賜財団済生会 のHPより引用

 

今日、「まだ足は少し痺れるけれど、だいぶ楽になった」と父が言っていて一安心ではあるものの、82歳と高齢であり、大腸のポリープ検査を控えていたり、脳の血管の持病もあるので、急に悪くなることもあるらしい。

それを、母は主治医に言われたらしく、一般論とはいえ、結構応えたと言っていた。

 

私の両親は、私に心配をかけまいと会うといつも笑顔で「大丈夫」というけれど、やはり高齢であるのだと、病気になったと聞くと改めて感じる。

 

いつまでも元気で親らしくいてもらいたい、というのは、願望であるとともに贅沢な思いなのかもしれないけれど、そんな時間がいつまでも続いてほしいとも思ってしまう。

しかし、助けを求められた時に対応できるように、心構えをしたいと思った。