涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

来年度の息子の勉強方法を決めた日

来年度の勉強方法について息子と旦那と話し合った。

 

今現在は、「年中からやっていた通信教育(A)」と「今年度の夏からやり始めた通信教育(B)」それから学校の宿題という形で勉強している。

それぞれの科目の理解度だけれど、理科と社会は結構理解しているようだし、漢字もまあまあ理解しているようだ。

一方で、国語は学校のテストは大体できているけれど、読解力がついているかどうかはわからない。

算数は、時々わからなくなっていたみたいだけれど、なんとか学校の勉強にはついていっているようだ。

さらに英語については「アレルギーはない」というくらいだと認識している。

 

今年度の夏までは、特に不満を言うことなく(A)をやっていたけれど、夏にひと月だけ(B)をやりたいと言うので始めたところ、(B)の方が楽しくなったみたいだった。

ひと月だけでやめる予定が、手続きが遅れてしまったこともありしばらく続けることになった。

 

2ヶ月くらい前から、完全に(A)のやる気を失った。

 

夏に(B)をやりたいと言われた時に、(A)から切り替える案も考えたけれど、私の「(A)を続けてほしい」という思い入れが強かったので

「(A)もしっかりやるなら、(B)をやってもいい」

ということにした。

 

約束をしたからと息子は(A)もどうにか頑張ったけれど、(B)は毎月あっという間に終わらすのに対して、(A)の進みは悪かった。

 

(B)を楽しんでいるのはいいのだけれど、学校の宿題や(A)で同じ問題を解くと理解していない気もして「わかったつもりになっているだけ」なのではないかと感じた。

 

(A)の更新時期がきて、来年度の勉強方法をどうするか、息子と旦那と3人で話し合った時に、息子は(A)に対して拒否する気持ちがあるということがわかった。

 

自分にとって難しいということと、学校の勉強と微妙に進み方が違うからというのが理由だった。

 

そうか……。

 

結局、話し合いの結果「(A)は辞めて、(B)は続ける。(A)を辞めて解く問題数が減ってしまうのを補うために市販の問題集を買ってそれはやる」ということになった。

大方息子の気持ちを尊重したけれど、「市販の問題集をやる」という負荷をかけたのは私の希望である。

折衷案かな……。

 

先ほど、溜まっていたポイントを記念品に変える申請をした後に4月からは更新しないという手続きをした。

 

ああ、終わった。

 

息子と私は違う人間だ。そんなことは頭ではわかっている。

だけど、自分がいいと思ったものをできれば息子にも好きになってもらいたかったのだ。

でも、それは息子にとっては迷惑な話だと、わかる。

だから、解約した。

だけど、正直な気持ちは、「手放すのはつらかった」のだ。

 

「子どもの気持ちを尊重する」ってこと、大事なのはわかっているけれど、言うほど自分ができていないなと感じる。

そのひとつを、ようやく手放すことができた。

 

なんでこんなに執着していたのかわからないけれど、さっき、諸々相まって泣いた。

泣いたら少しスッキリした。

 

息子の人生だ。

側で応援するしかない。

家での勉強の時間が、今よりも楽しくなったらいいなと思う。