涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

自分の人生の主人公になるために!

私は、ここ何年か、具体的には、おそらく、子育てを始めた頃からですが、「自分の人生の主役感」を感じずに過ごしてきました。

 

「ほめ達!」の認定講師養成講座の最後のプレゼンもこのことについて発表しました。

 

「ほめ達!」の考え方、「人」「モノ」「出来事」の価値を発見して伝える!

すべての人には価値がある。

まずは、自分自身の価値を認めてあげよう!

 

ブログを書くことを通して気がついた「文章を書くことが好き!」という自分の気持ちを大切に、この一年半文章を書き続けてきました。

 

そうやって、少しずつ、「自分の人生の主役感」を取り戻してきたのですが、それでも、まだ、モヤモヤは続いています。

 

それは、なんでだろう? と考えてみたのですが、おそらく、子どもが生まれる前、あるいは、結婚する前よりも、今の方が、自分の気持ちよりも優先すべきことが増えたからだという気がします。

自分が子どもの頃や、若い頃も、学校や会社の規則によっていろいろとやらされてはいましたが、それらは、【自分の将来のため】とか【自分のお金のため】とか、そうやって、【自分のため】ということで折り合いをつけていた気がします。

それが、結婚したり、子どもが生まれたりすると【家族のため】という目的が発生し、気持ち的に進んでやっている場合はいいけれど、やらされていると感じた時には、自分のことを人の人生の「脇役」と位置付ける気持ちになり、主役感が薄れるんだと思うのです。

 

自分のためだけの時間……。

それを、子どもが大きくなってきてから、少しずつ、持てるようになりました。

それを持たせてもらっている時に、ほんの少しだけ、主役感が取り戻せているけれど、結局、その前後のやるべきことのことを考えると、束の間のその時間さえ、気持ちを切り替えることが難しくもなります……。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

そう思っていた時に、ふと、聞こえてきた言葉がありました。

 

“自分が決めて自分で主体的に行動すれば主人公になれる。誰かにやらされていると思ったら、その誰が自分の人生の主人公になってしまう”

 

子育てをしていて、なんで私は子どもにこんなに自分の時間を奪われなければならないのか? と思ったら、子どもが、自分の人生の主人公になってしまうけれど、子育てを通して、成長させてもらっている、学ばせてもらっていると、思い通りにいかないことさえ学びだと思えた時に、自分の人生の主人公になれるという話だった。

 

そうか!

同じやるなら、やらされていると思うのではなく、自分が主体的にやっているんだ! と思うこと、それが大事なんだ!

もしも、そんな風に思えなかった時には、これをやることで自分が得られるものはなんだろう? と考えてみると、気持ちが明るくなるかもしれないと改めて思いました。

 

やらされている! と思った時、そうやって、気持ちが切り替えたらいいな!

 

だけど、本当に、自分のご飯を食べる暇もないくらい、赤ちゃんに時間を奪われてしまって、余裕がない時は、物理的に解放されて、自分だけの時間を持つことは本当に大事だと思います!

 

物理的、精神的アプローチをうまく使い分けて、自分の人生の主役感を味わいたいと思います(^-^)