今日は、午前中、第九合唱団の発会式に行って来ました。
地元の記念行事で、夏に第九を歌う人を募集しているのを知ったのは、約ひと月前。旦那が、教えてくれました。
私は、20年くらい前に、4回程、ベートーヴェンの第九を歌った経験があります。とても思い出深いです。旦那と知り合う前のことですが、そのことを話したのを覚えてくれていたらしく、応募したら? と、勧めてくれました。
だけど、そうなると、土日に何度か練習に行くから、家族に迷惑をかけるんじゃないかと迷ったのですが、
「もし、行ってみたいなら行ったら? 俺が勧めたから、家にことは気にしなくていいよ」
と言ってくれたので、応募してみました。
1000名募集のところ、応募者が1700名いたので、定員を増やして、1200名が当選したそうです。だから、500名くらいの方が落選したことになります。
私は、有り難いことに、当選しました。
いろいろ有難いなと思ってはいたのですが、今日は、正直、義務的に発会式に参加したのです。というのも、今、文章を書くことに夢中なので、それ以外のことに、気持ちを全力注げていない状態なのです。
会場に着くと、まず、とても多くの人が一堂に集まっていたことに、圧倒されました。見ると、男性は、年齢層がかなり高かったですが、女性は、若い人から年配の方まで年齢層は幅広かったです。おしゃべりをしている人が少なかったように思えたので、一人参加も多かったように思えます。
また、質疑応答の時間の質問に、考えさせられました。
質問は、例えば、衣装は、半袖か長袖か決まっているのか? とか、スカートの丈は、足が見えないくらいなのか? ひざ下でいいのか? とか。
また、実際に歌ってみて、声の出る音域が無理だとわかったら、パートの変更ができるのか? とか。
確かに、20年前、私は同じ質問をしたような気がします。
初めての人は不安だよな……。
あ、そうだ! だけど、経験者が気をつけなければいけないことがあったよな!
自分の知っている歌い方をそのままにしないで、その時、その時の合唱団で決められたルールを守らないといけないんだよな!
20年前に、何十回も歌っているベテランほど、ハーモニーを乱していたことを思い出しました。
「手持ちの第九は、捨ててください!」
と、その人が言われていたことを思い出しました。
そうだ! やるからには、しっかりやろう!
前半は、本当の初心者の方の練習日なので、私の練習は5月からですが、今日、人が集まっているのを見て、やる気になりました!
実は、最後に、歌える人だけでとりあえず一回歌うことになり、歌ったのですが、すっかり音程を忘れてしまっていました! まずい!
あ、だけど、初心に戻るには、忘れていたくらいの方が、好都合かもしれない!
ドイツ語の歌詞の意味や、発音から、また、練習してみます!