「これなに?」
今朝、私が、アメーバTVの生放送を見ていると旦那が聞いてきた。
「あ、これ? 天狼院書店の“ファナティック読書会だよ。
今、池袋でやっているんだよ」
「へー! 今日も行けばよかったのに」
「え? はい? 今何て言った?」
「いやぁ、読書会行ってみればいいのにって思ったからさ」
目の前の旦那の気軽な物言いに私は驚いた。
「それだったらさ、今日の“小説家養成ゼミの説明会”と“体験受講”に行きたいよ!」
「え? それは何時なの?」
「15時から19時」
「それはちょっと無理だな。今日大掃除と整理する棚を買いに行くと決めたじゃん」
「うん。そうだけど……」
「もっと早く言ってくれたらよかったのに……」
「だって、昨日も一昨日も出かけさせてもらったから、3日間連続で天狼院書店のイベントに参加させてもらうのは悪いと思ったからさ、言えなかったんだよ」
私には小2の息子がいて子育て中だ。
だから、ライティングゼミも、その上級コースのプロフェッショナルゼミも、通信でお世話になっている。
けれども、旦那の冬休み? のおかげで、23日のスタジオ天狼院のオープンパーティーと、24日の小説家養成ゼミの1日講座に直接行って参加させてもらったのだった!
さすがに、3日目の今日、25日は、行きたいと言えなかったのだ!
「3日連続はダメと言うわけじゃないよ。前もって相談してくれたら都合つけられたかもしれないよ」
「え……そうか。じゃあ行きたい。行っていい?」
「今日はちょっともう無理だよ」
「そっか」
こんな会話があって、私は、少しだけ参加してみたいと思っていた“小説家養成ゼミの説明会”と“体験受講”にひどく行きたくなってしまった。
うーん、ダメ元で、3日連続だけど行ってみたいと言ってみればよかった……
ああ、悔しい。
自分の思い込みで、可能性を消してしまったのだ……
ああ、せめて通信受講できたらな……
あれ? 通信受講? もしかしたらできるんじゃない?
イベントの説明欄を見ると、今回は、「東京天狼院」「福岡天狼院」しか書いていない。
そっか、これはダメなんだ。
“天狼院書店”のゼミやイベントは、時間や場所に制約があっても多くのイベントに通信でも受講できる可能性を広げてくれている。
そのおかげで、私は、家に居ながら、ライティングの勉強ができているのだ。
けれども、モノによってはまだ、店舗受講のみの場合もあるのだ。
残念、これは、無理か……
いや、待てよ? ダメ元で、聞いてみるだけはタダだ!
無理なら無理で、仕方ないが、勝手に3日連続はダメと決めてしまったのは私、通信受講も無理だろうと決めているのは私だ。
聞くだけ、聞いてみよう!
ダメだったらまたの機会を待てばいいのだから……
そう思って、店長さんにメッセージを送ってみた。
すると
「動画受講も手配させていただきますよ!」
と、快諾していただいた!
やったー!!! 参加できるんだ!!!
「ありがとうございます」
と返信し、早速申し込んだ!
今回は、生中継でなく、録画の動画ということだけど、むしろ、今日は、それが有り難い!
***
知らず知らず、自分で制限をかけてしまうことって多い!
それは、今回みたいに何かに
参加したい! 行ってみたい!
と思っても
無理!
と、決めつけるような機会損失の場合もあれば、
自分の能力を
「ここまでだ!」
「きっと無理だ!」
と決めつけることもある。
ひょっとしたら? できるかも!
ダメ元で相談してみよう! やってみよう!
そう思って、一歩踏み出してみると
意外に世界が広がるかもしれない!
そんなことを感じることができたこの年の瀬に
そして
家族と
天狼院書店に
感謝しよう!
さあ! そして、大掃除を頑張ろう!