涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

「人ってどうして生まれてくるの?」と息子に聞かれて……

朝起きてしばらくして

息子にこんな質問をされました

 

「人ってどうして生まれてくるの?」

 

どれだけの深さで聞かれているのか

わからなかったけれど

ドキッとしました

 

「すごい、質問だね!」

と言って少し考えてこう言ってみました

 

「その答えは実ははっきりとはなくて

大人も哲学者も長いこと考え続けているんだよ。

お母さんも、自分で考えて

最近こうなのかな? って思うことがあるんだけれど……」

息子は、ポカンとしていたけれど

続けました

 

「生きているとさ

いいこともあれば

嫌なこともあるよね。

でも、どんなことがあっても

感情が、つまり、

嬉しいとか

楽しいとか

悲しいとか

悔しいとか

起こるでしょ?

そういったいろんな感情を感じるために

生まれてくるんじゃないかなって

思っているんだ」

 

「ふーん」

と言ったか言わないか

ぼんやりしていたけれど

 

「お母さんは生まれてきて

ユウトにも会えたしよかったよ」

と言ってその場は終えました

 

なんか気になって

子どもにわかりやすい説明のしかたがないかどうかと

思っていたら、ある本を思い出しました

 

“続・こころのふしぎなぜどうして?”

高橋書店

ISBN978-4-471-10336-1

「自分は何のために生まれてきたの?」

という項目がありました!

 

 

 

 

読んでみたら……

 

多くの人が一度は考えるけれど

質問に答えを出せた人はほとんどいない

と書かれていました。

 

答えが出せたとしても

それが本当に正しいかどうか

誰もたしかめることはできない

とも……

 

そうだよな……

 

でも一つだけできることがあります。

それは、何のために生まれてきたのか、

「自分で答えを決めてしまう」ことです。

 

なるほど!

そうくるか!

 

まあ、決めてしまうことは勇気がいるし

それさえ難しいことで

私自身もしっかり決めているわけではないしな……

 

けれど

例え答えがすぐには出せなくても

そうやって疑問に思って

自分なりに考えることが素敵なことなんだよ!

と伝えようかと思いました!