昨日、ある一冊の本を読み始めました
最近、旦那とよく
人生とか仕事とか生き方とか
そういったことを話します
それは、
私たちはたまたま同じ年なんですが
もうすぐ40代半ばになるからかもしれませんし
置かれた環境がそうさせているのかもしれませんが
お互いに悩みがあっても
「こんな本を読んだよ」と勧めあったり
「こういう話を聞いたよ」
「こういう風に思うんだ」
と語り合う時間はとても楽しい時間です
友だちに最近勧めてもらった
《死の体験旅行》というワークショップがあります
死を見つめることで
生がはっきりと見えてくる
というもの…
場所は近いのですが
時間的に難しく
興味を持ちながらも
なかなか行けていないのですが
もしかしたら旦那は
行けるかもしれないと声をかけてみたんです
旦那も興味を持ったようなのですが
時間的に難しいと言われたままに
なっていました
ところが
それから数日して
「こんな本を読んでみたよ」
と一冊の本を見せてくれました
《死の体験旅行》ワークショップに
行ってみたかったけれど
しばらく行けそうにないから
同じような時間を持つヒントにならないかと
本を探してみたら
見つけたという本
”今日が人生最後の日だと思って生きなさい”
ホスピス医 小澤竹俊 著
ISBN978-4--7762-0895-2
そこには、ホスピス医だからこそ見てきた
多くの方の人生の最後の様子を通して
たくさんの気づきが書かれていました
実は、私、まだ読んでいる途中なんです
それでも気づきの多い本で
途中なのに
思いを書き留めておきたくなりました
いくつもメモしたい言葉がありましたが
中でも
実は、誰もが人生を思い通りに生きている
という言葉が特にずっしりきました
私は、
「『やるべき』だと思うこと」
「やった方がいいかもしれないこと」
「『やりたい』ような気がするけれど怖いこと」
そんなことをもんもんと考えながら
《今の時間を無駄に使ってしまっているという後ろめたさ》
に包まれる感覚が多いんです…
また
「やってみようかな?」
「行ってみようかな?」
というワクワクに
「本当にしたいのか?」
「本当に行きたいのか?」
「時間的にできるかな?」
「能力的にできるのかな?」
ってブレーキをかけ
あーでもない
こーでもないと
気持ちは焦りながら
しかし
行動的なわけでもなく…
そんな日が多いんです…
そこに来た
実は、誰もが人生を思い通りに生きている
という言葉!
ガーン
何か
環境とかそういったもののせいにして
「やらない」を選択しているのは自分自身だ!
に気づかせてもらいました
今のままの人生では、本当にいけないのか。
人は本来、選ぶことができる自由が与えられていること、
自分が常に、いろいろなことを選びながら生きていることに気づけば、
人生の見え方が、少しだけ変わってくるのではないか…
またこの言葉にもハッとさせられました
もし毎日の生活を「つまらない」と感じているなら、
時々でかまいませんから、
「今日が人生最後の日だ」と想像し、
非日常の視点から日常を眺めてみましょう。
特別なことはなくとも
ふだん当たり前に過ごしている日常が
いかに輝きに満ちた、
かけがえのないものであるかがわかるはずです。
朝、起きられたこと
ご飯をおいしく食べられること
目が見えること
耳が聞こえること
いろいろな感情を感じられること
一人でたくさん考え事ができること
家族がいること
昼間、家に居られること
「やりたいこと」を探せること…
もっともっと「ありがたい」ことは溢れているな
人ができるだけ悔いなく、「よく生きる」ためには、
日常と非日常、両方の大切さを知り、
使い分けていく必要がある…
日常に感謝しながら
それでもちょっと背伸びしたチャレンジをして
あこがれの「非日常」を目指してみようかなって
元気をもらえました