涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

いつも温厚な人が怒るとき

ギャップという言葉があります。


いい意味で、
使われるときもありますが、
それは、だいだいが、
最初、あまりいい印象でなくて、
ふとした時に、いい面を見たとき、
人はキュンとしたりします。


でも、
逆に、
ずっといい印象だったのに、
何か一個だけ、たった一回だけなのに、
何か悪い印象を受けると、
「そんな人だと思わなかった」
とか言ったりすることもあります。


以前、
オフィスで働いていた時、
私と一歳違いの後輩がいて、
部署は違いました。
そして、
それぞれに、
だいぶ年下の後輩がいました。


私は、
自分でいうのもなんですが、
普段から温厚。
でも、目に余る時は、
たまに言葉を選んで
注意するタイプ。


彼女は、
普段はクール。
ちょっと声をかけにくく、
わりと冷たくて、
時々優しくするタイプ。


私の後輩との関係は、
わりとフラットで、
冗談を言って笑いあったり
していたけれど、


彼女の後輩は、
彼女に気を使っていて、
でも、
彼女の機嫌がいいときは、
彼女中心にみんながニコニコして
ついていっていました。


ある時、彼女が私に
「いつもは怖いけど、
たまに優しくする先輩の方が、
優しくしたときに

喜ばれるし、、
後輩にも威厳が保てるから、
こっちの方がいいと思う。」
って言ったんです。


確かに、私は、
あまり先輩としての威厳がなくて、
言葉は悪いけれど、
なめられてるところも
あったかもしれません。


でも、だからと言って、
彼女の真似はできないし、
したくもありませんでした。


どっちがいいのか?
今でもよくわかりませんが、
「本当はいい人なんだよ。」
とか
「本当は怖い人だよ。」
とかって
簡単に言っていいのかな?


普段から温厚なタイプとしては、
普段冷淡な人が
「あの人本当はすごくいい人なんだよ。」
とうわさされているのは、
内心面白くありません。


自分で、
温厚でいたいと思い
その生き方を選択し、
なるべく穏やかに接しようと
思っていますが、
どこかで、
計算はしてるのかもしれません。


やっぱり感じのいい人って思われたいと
正直思っています。


だから、

もしかしたら、

彼女の方が自分に素直な生き方とも
いえるのかなぁ…


うーん。
難しい。


少なくとも、
普段冷淡な人が、
素敵なことをしたら、
それも、
認めた方がいいけど、


普段温厚な人が怒った時は、
「本当は怖い人だよ。」
とは言わずに、
「あの人が怒るくらいだから、
きっと大変なことがあったんだな。」
って思えるようになりたいな。


気になって、
記事を書き始めたけど、
着地点が
よくわからなくなって
しまいました(^_^;)


世の中は理不尽で不条理…


「ほめ達!」では、
理不尽・不条理こそ、
人を成長させるというから、
不器用な生き方も
悪くないのかもしれませんアップ