涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

先生が好きな理由!

私が所属しているPTAの卓球部の地域の試合が、もうすぐある。

 

週2回ある練習日、いつもはなんとか、1回は出てるけれど、今は、試合が近いので、頑張って2回出ている。

 

今日は、試合に出てくれる先生が練習に来てくれたから、お相手をしていただいた。

 

その先生は、運動会前の忙しい中、しかも、10日くらい前に、自転車で転んで負傷したのにも関わらず、人数の少ない私たちのチームのために来てくださったから、とても嬉しかった。

 

嬉しい理由は、それだけでなく、息子の昨年の担任の先生で、私も息子も大好きな先生だったからだ。

 

好きな理由はたくさんあるけれど、練習試合をしながら、そうだ! これだった! って、確信した。

 

試合にも関わらず、私が、サーブを打つと「ナイスサーブ」と言ってくれたり、「わー! すごい!」って褒めてくれるのだ。

私もすごく気持ちがよくなって、

「先生、私も、上手な方にお聞きした受け売りなんですが、『下回転の時は、ラケットを斜め45度にした方がよくて、横回転は、90度』だということです」

と説明した。

すると、先生は

「わー、そうなんですね! やってみます!」

と言って素直に試してみてくださって

「わー! 本当だ! 入りました!」

と喜んでいたので、私まで嬉しくなってしまった。

 

「すみません。20分だけしか練習できなくて」

申し訳なさそうにあっという間にお帰りになったのだけれど、「いやいや、20分しか時間を取れないほどお忙しい中、来てくださっただけで、ありがたいです!」って思った。

 

息子も、同じ校内に居ながらも、なかなか会えなくなってしまった、昨年の担任の先生に会えて嬉しそうだった。

けれど、本当は、もう少し話をしたかったようだった。

何を話したかったのか? 聞いたら、友達が増えたことと、どうにか頑張って過ごしていますということを話したかったようだった。

 

ああ、そうだよな。

誰もが、自分の話を、よく聞いてくれる人に、話したくなるよなって、当たり前のようで忘れがちなことを思い出させてもらった。

 

本当に、聞き上手で、褒め上手な先生!

今の先生は、少しタイプの違う先生なので、なんだかとても懐かしく感じた。

 

ああ、今年も……なんて、先生に会うと、つい思ってしまうけれど、クラスが変わっても、見守ってくださっている思いが伝わってくるから、それだけでも、よしとしないとな。

 

あと、先生と3回くらい練習するチャンスがあるはずだから、私も、負けずに、仲間のことを褒めようと思う。