涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

選択肢は、できれば、決定する前に広げてみようか。

今日、息子のTシャツを買いに行ったのだけど、なかなか気に入ったのがなくて、ショッピングパーク内のお店を何軒か回った。

 

結局、一番最初に見たのがまだいいと、そこに戻ったのだけれど、その時、息子に言われたことがあった。

 

息子は、あまり大きなロゴが入ったものや、飾りのポケットが着いたものなどが好きではなく、無地か、さほど派手でない気に入ったポイントがついたものが好きと知っていたので、きっとそのどれかを選ぶんだろうなとは思っていた。

 

でも、すぐに選ぶ感じでもなかったので、ある、息子が気に入りそうな一枚を選んで

「これにする?」

って聞いてみた。

「うん、これにする」

でも、私は、もう一枚別の息子が好きそうなのを出して

「これも、あるよ。どっちがいい?」

って聞いてみた。

「こっちでいいよ」

そう言って、少し面倒くさそうに、最初のを指差した。

「本当に?」

別に私は2枚目のを勧めたいわけではなかったけど、念を押した。

すると

「これにするって言った後に、そうやって他のを出してくると、わざわざまた答えなきゃいけないから、やめて!」

そう言ってきた。

「えー! でもさ、選択肢を広げたいんだよ」

 

服に限らず、一度決めた息子に、他の選択肢を出すこと、私はよくする。

よかれ、と思っていたんだけどな……。

 

だけど、これからは、ちょっと気をつけようと思う。

 

選択肢を出す場合は、できれば、決定する前にしようと、思う。

 

またお節介しちゃうかもしれないが、気をつけてみる。