涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)高1ひとりっ子男子(2024年4月現在)の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る50代ライターのブログ

感動するって、ある意味、厄介なものだけど……

写真とか、音楽とか、小説とか、いろいろなものを見聞きした時、なぜだかわからないけれど、胸がきゅんとして、心が奪われる瞬間がある。

 

例えば、それは、コンサート会場のホールだったり、映画館だったり

「よーし! 今日は、感動させてもらうぞ!」

くらいの意気込みで、構えている時に感じることもあるけれど、全く期待していなかったり、また、偶然見たテレビや、ふと見上げた空とか、中には、ぼんやりしている時でも、意表をついて襲われることもあるから要注意だ!

 

感動したい時ならいいけれど、感動したくないというか、心を揺さぶられたくない時に襲われると、勘弁してくれよ! と思う。

だけど、そう思いながらも、なんだか、そうやって、自然を感動できる自分のことを嬉しくも思ったりする。

 

なぜだかわからないけれど、悲しくもないのに泣きたくなる時って、もしかすると、感情を全身で味わっている瞬間なのかもしれない。

 

これから先、それが増えるのか、それとも、減っていくのかわからないけれど、この少し厄介な瞬間を、できるだけ、大事に生きていきたいと、ふと、思った。