涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

息子の課題と承知だが、じゃあ、どう寄り添うか?

例えば、今、この瞬間は、夕ご飯を食べているという同じ状態なのに、いい気分の時と、不安に包まれる時がある。

 

いい気分の時は、細かい悩みや問題はあったとしても、特段、ずっと思い悩むような問題がなく、近い将来の自分や身近な人が直面するかもしれない問題に対してどうにかなると思える時だ。

 

反対に、不安に包まれる時は、ずっと、または、急に降って湧いたかのような問題が頭から離れず、近い将来の自分や身近な人が直面するかもしれない問題に対しての対応策が考えられない時だと思う。

 

今日、息子が直面した人間関係の問題に対して、私自身がどう対処していいかわからず、したがって、アドバイスもできなかった。

 

とりあえず、気持ちを聞いて

「そう思ったんだね」

そう、寄り添ってみたけれど、相手の気持ちを考えて行動して欲しい気持ちもあった。

 

「相手の人は、そんなつもりはなかったかもしれないよ」

「だけど、腹が立ったんだよ」

「そうかもしれないけれど、それだったら、ちゃんと気持ちを説明しないと、相手に伝わらないよ」

 

そこまで話して、どこまで介入していいのか、わからなくなった。

 

「これから、そんな時、どう振る舞ったらいいのか、少しずつ勉強してみよう。今日は、もうおしまいにしよう」

 

泣き疲れた息子にそう声をかけて、これでいいのか、わからなくなった。

 

そんな思いのまま、ご飯を食べたら、あまり味がしなかった。

 

親として、どうしたらいいのか?

だけど、これは息子の問題。息子の人生。どこまで関わったらいいのだろうか?

 

答えはまだ出ない。

 

とりあえず、息子を信じて見守ろう。

何か親としてできることはないかと、模索しながら……。