子育てで何がつらいって・・・
今まで生きてきたベクトルと違うからかもしれないと気づきました
例えば、勉強に関しては
「目標を決めてそれに向かって頑張る!」
「正解を求めて考える!」
あるいは
銀行員としての仕事に関しては
「マニュアル通りに正確・丁寧・迅速な仕事をする!」
子育てはそれらと全く違っているんですよね
今までは自分が頑張ればよかったんですね
勉強や仕事は嫌いではなかったし
やればやっただけ達成感はあるし楽しかったです
そして親にほめられたり
会社の仲間にもある程度認められ
これでいいんだと思っていました
けれど、子育てには正解はないし
マニュアル通りにいかないし
ただ頑張ればいいってものじゃない
だからしんどいんだと思います・・・
おまけに
私が「頑張ること」が
息子のプレッシャーになっているのではないか?
ということが気にかかり始めました
息子には「頑張ること」を強要しているつもりはないんですが
私自身が頑張ってきたんだから
息子にももう少し頑張ってほしいって
無意識にメッセージを送ってしまっているような気がします・・・
そう考えると
私も母からメッセージを受け取っている気がします
母の「母親とはこうあるべき」という想い
母は自己犠牲の人なので
自分が我慢して
子ども、つまり兄や私のことを優先してくれる人でした
つらいと弱音もはかずいつも笑顔で優しかったです
だから、私が「母親」というものになってから
あれだけ優しかった母の厳しい面を見ました
「どんなに辛くても子どもの前で泣いちゃいけないよ。
心配するから」
などと言われ
そうなんだ!頑張らなきゃいけないんだ
って思いました
それと同時に
母はすごくいろんなことを我慢してきたんだな
って感じました
そんなことから多分
私も母としていろんなものを我慢して犠牲にして
息子と向き合わないといけないんだって
なんとなく、なんとなくだけれど
思っている気がします・・・
その一方で
母から受け取っているメッセージ以外に自分自身が学んだこともあります
自分を理想を子どもに押し付けちゃいけない!
息子の個性を尊重して息子に合った育て方をしよう!
そんなこんなでなんだか楽しいと感じるよりも
つらいって思うことが多いんだなって思います・・・
最近、よく見聞きする言葉
わくわくすることをしよう♪
自分の思いを大切にしよう
ちゃんとした不機嫌なママよりもご機嫌ないいかげんなママの方がいい
きっとそっちの方がいいんだろうな~と思いながらも
今まで ちゃんとしよう ちゃんとしたい
と思って生きてきたから
それはそれですごくハードルが高いし
本当にそうしたいかもわからない・・・
ここまで書きながら
なんか大切なことを履き違えている気がしてきました
私にとって大切なのは
無理して「いいかげん」になることではなく
「自分がどうしたいのか?」なんですよね
正直、まだ着地点は見えていないけれど
今日ここで思いが書けてちょっとだけ楽になりました
母もすごく悩みながら頑張って子育てしてくれたんだと思います
私は 今 母に感謝しながらも
私はやはり母とは違う一人の人間で
息子もまた別の人間
大切に思いながらも
同じ思いでなくても全然いいんだなってことを
意識したいです
そう思うと何故か少し胸の奥が痛みますが
そこにも意味があるかもしれませんね
まだもう少し自分自身と向き合う必要がありそうです