息子の学校では、今日は放課後、漢字検定を集団受験した。
息子も、ひと月半ほど前、小3修了程度という8級を申し込んで、今日受験するはずだった。
しかし、昨日、息子たちのクラスの欠席者が多くて、今日から学級閉鎖になった。
「あれ? 明日の漢検って、もしかして受けられないですか?」
用事があって、たまたま学校に行っていた私は、その疑問を先生にぶつけてみた。
「あ! そうですね! 受けられませんね! 確認して、改めて連絡しますね!」
夕方来たメールには
「改めて別日に受験できるように、学校から『特別欠席制度』の申請を提出します」
と書いてあった。
「明日、漢字検定、ユウのクラスは受けられないんだよ、残念ながら。その代わり、別の日に受けさせてくれるみたいだよ」
私がそう伝えた時、息子がどんな反応するのか興味深く、表情を見ていたら、嬉しいというよりは、がっかりした顔をしていた。
そうだよね。結構、頑張って、練習したものね。
最初、漢検を申し込み書をもらって来た時、息子は、相当嫌がっていた。
だけど、一緒に帰る友だちが、受験すると聞いて観念して渋々申し込んだのだ。
「毎日、少しずつ問題に取り組んだら、書けるようになるから頑張ろう!」
声をかけて、ほとんど毎日問題集を解いた。
嫌がっていたけれど、量は少しずつだったけれど、息子は、本当によくやったと思う。
最初に取り組んだ時は、とてもじゃないけれど合格点には届いていなかった。
でも、やっていくうちに、覚えて来て、間違いが減っていった。
継続は力なり!
それを、親子で体感することができた。
全問正解には至らなかったけれど、どうにか合格できるかもしれない!!
そのレベルまでにはなった。だけど……。
残念ながら、今日は受験できなかった。
仕方ない。
今度頑張ってもらおう!
試験が延期になって喜ぶのではなく、がっかりした息子に引き続きエールを送ろうと思う!