結構、いいと思ったんだけどな……
自分なりに頑張って書き上げた記事が、言葉を選びながらも、とどの詰まりは
「おもしろくない」
と言われた時、絶望する。
その絶望が、一瞬なのか? しばらく後を引くかは、時と場合によるけれど、確実に、目の前が一回暗くなるのは確かだ。
褒めてもらった時と、面白くないと言われた時の違いが、悲しいことに、まだ、明確にわかっていないのだけれど、本当に、万策尽きたのか? それほどまでに努力したのか? と聞かれると、黙るしかない。
なぜなら、今までもらったアドバイスを、すべては、実行できていないから。
手探りながらも、挑戦して、結果的に、うまくいった時、嬉しいけれど、そこはかとない不安が常にある。
それは、再現できると自信を持って言えないからだと思う。
再現性!
私のような凡人が、もしも、クリエイターになれるとしたら、それは、やはり、一種のマニュアルのようなものを手に入れることから始まるのかもしれない。
心のどこかで、うっすらと、中年にもなって
「自分は特別だ」
と思っていたい何かがあって、それが、私に幻想を見させているのかもしれないと思う。
「自分は凡人だ」
そう本当の意味で認めることは、悲しいことと思いながら、気がついた。
凡人と認めることは、おそらく、私に可能性がないというわけではないのだ。
凡人、誰にでも、可能性はあり、チャンスはあるはずだ。
あとは、やるか、やらないか。
続けるのか、諦めるかなのかもしれない。
この年になって
「クリエイターを目指している!」
と人に言うことは、実は、少し恥ずかしく思っている。
だけど、もしかするとそれは、20歳の時に、もう今から目指すなんて遅いと思って
「歌手になってみたい」
と言えなかった私と同じなのかもしれない。
もっと年を取った時に、今更と思って、努力をしなかった自分を後悔したくはないから、今できることはやってみよう!
自分が自分に期待しなくなったら、そこで、終わってしまう!
「おもしろくなるにはどうしたらいいか?」
もっと考えてみよう!
失敗するかもしれない。
つまらないものを量産するかもしれない。
それでもやってみよう!
やってみなければ、始まらないから!