今まで生きてきた中で、当然、雑誌も本も読んだことはあるし、映画やドラマだってそこそこみてきた。
本屋にだってよく行くし、日用品や食材を買いにスーパーにも毎日のように行く。
ところが、じゃあ、その雑誌のレイアウトがどうなっていた? と聞かれたり、本屋で本が売れるように、どういった工夫がなされていた? と聞かれても、すぐには答えられない。
そういった視点で、観ていないからだ。
文章を書くようになって、書き方のヒントを教えてもらって、夢中で楽しく書いてきたけれど、今、ある種の壁というか天井のようなものを感じている。
教えてもらったことが再現しきれていない力不足も感じているし、また、仮に、結果としてうまくいったときにも、意図的に工夫したからこうなったのだ! という実感が少ない。
再現性に安定がないことへの不安なのかもしれない。
それは、量をこなすことでしか、乗り越えられないのだから、もちろん、それも、頑張りたい。
だけど、それ以前に、まだ身についていない“視点”や“目線”があると思う。
作る側に立つために、受け取る側に居ながら、作り手の意図を感じられる人になりたい。
自然に感じることが目標だけど、まずは、意識することから始めよう!
レイアウトを学ぶ目的で、初めて、雑誌を買った。
作り手の意図を感じるために買ったのに、知らないうちに、記事に入り込んでいた。
これか!
まだ、掴みきれないけれど、意識し続けるしかない!
幸い、私には、学びの仲間がいる。
その存在に感謝しながら、くじけないで、頑張ってみようと思う!